SOU(9270) 株式 テンバガー

 銘柄を一つ紹介します。

 昨年マザーズに上場した銘柄です。

 バッグやブランド、宝飾品、貴金属、骨董を消費者から買取り、販路で販売するリユース会社。ビジネスモデルは以下のようになってます。

 簡単に言うと店舗で買い取ってBtoBで短期に在庫なく売りきる。

業績も堅調に推移しています。

主な特徴、強みは以下の3点です。

①強固な自社オークションを運営

 一般的にリユース市場はいくつもあるオークションの中から販路を確保する必要があります。SOUは販路別売上高構成比のうち自社オークションが62.0%を占めます。自社以外の他社販路も33.6%ありますが、BtoBで95%以上の売上を確保してます。これにより在庫が発生しにくい、在庫の回転率が高い、販売コスト抑制、自社オークションだと利益率が高い。と多くのメリットがあります。

②店舗(他の買取チャネルも含め)拡大が増益につながりやすい。

 リユースといえば、メルカリ、コメ兵、大黒屋、デファクトスタンダード等々あります。値段帯や取扱商品の違いはありますが、ほとんどがCtoBtoCのビジネモデルです。これほどCtoBtoBに特化してるところはありません。①で述べたメリットに加えて、買取商品が増えれば同業より利益はでやすくなります。

 コメ兵も法人販売=BtoBを拡大しているようですが、イメージ的には下のグラフのような構成のようです。小売りがまだまだ多い。

③リユース市場、海外市場の拡大

 最後にリユース市場全体の潜在価値。国内の個人のリユース市場は2.1兆円程度と言われています。しかし、経産省発表の過去1年に使われなくなった商品の推定価値は7兆円を超えるといわれています。

 このような潜在的市場に合わせて、今後のシェアリングエコノミー等の拡大とあわせて、リユース商品の利用はさらに増えることが期待されています。また世界的にもリユース市場は拡大の予想です。


今後の株価に期待しています。

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