津波から逃げないことは自業自得なのか?どこも災害が起きる日本列島
日本は、海にかこまれた島国であり、海の近くに住む人は、津波の脅威にさらされます。
地震でさえも、脅威なのに、津波で流されれば、家も人命も失いかねないのです。
しかし、ハザードマップを見る限り、災害にあえば、被害を避けることができません。
そんな中、津波から逃げないことは自業自得という意見があります。
ただ、津波がくるのは、短くて、地震の数分後だといわれており、あまり余裕がありません。
近くに高い建物があれば、なんとかなるのですが、そうもいかない場合があります。
したがって、津波から逃げたくても、逃げれない人がいるのです。
ある意味で、災害による被害は、とても理不尽だと感じます。
日本列島であれば、どこでも災害が起きる危険性があるのです。
では、津波を防ぐ有効な手立てはないのでしょうか?
確かに、今、住んでいる家が、運悪く、津波の想定地域にはいれば、どうにもならないかもしれません。
しかし、もし、これから、新築の家を建てたり、賃借物件に住もうとする人なら、事前の対策ができます。
地方自治体や国は、地震や津波の被害を想定しています。
特に、津波に関しては、どれくらいの地域で、浸水が起こるのか、地図で示してくれているのです。
この地図は、詳しく調べていけば、ネットから手に入れることができます。
なので、津波の浸水予測範囲から離れた地域に、住むことができれば、ある程度、被害を防ぐことができます。
津波の被害にあった後、仮設住宅に住むリスクも、防げるのです。
また、金品などの貴重品も、喪失するリスクをなくせます。
また、これは、都市部というより、地方の田舎に住む人に当てはまることですが、もし、都市部と地方の両方に大災害が起こったとき、人口の多い都市部の支援が優先されます。
これは、ある意味、理不尽なことですが、どうにもならないのです。
この情報は、私が大学生のときに、地震研究の大学教授の講義で聞きました。
では、津波の被害を完全に防ぐことはできるのでしょうか?
それは、私達が移動をして、経済活動をしている以上、津波を避けることはできません。
特に、海辺の地域は、昔から、経済の発達した都市部が多いです。
東京、横浜、名古屋、大阪が、海沿いにあることからも、このことが良く理解できると思います。
津波の被害にあいやすいのが、人口密集地である都市部だというケースが多いのです。
よりによって、日本経済の心臓部が壊滅してしまうのですから、恐ろしいですね。
私も、勤めている会社が海沿いにありますから、津波の被害が心配です。
定期的に防災訓練をしていますが、うまく逃げられるかどうかは分かりません。
会社の建物も、2階までしかなく、高台に逃げだすのは困難です。
災害は、いつ、いきなりやってくるのか、予測できないのです。
地震予知の成果も、今のところ、はずれてばかりですからね。
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