見出し画像

【3/1】米国株概況

S&P500          3970.15(-12.09  -0.30%)
NYダウ            32656.70(-232.39  -0.71%)
NASDAQ100   12042.12(-15.67  -0.13%)
SOX指数          2958.4(+7.2  +0.24%)
ラッセル2000  1902.66(+6.39  +0.34%)

CB消費者信頼感指数は予想下振れ

コンファレンスボードが発表する消費者信頼感指数は予想の108.5に対して102.9となり、大幅に下振れしました
今後6ヶ月間の先行きを示す期待指数は69.7となり、昨年7月以来の水準に低下
堅調な雇用情勢ではあるが、消費者の見通しは冴えない結果となりました

全米住宅価格指数は低下基調継続

S&Pケースシラーの住宅価格指数は前月比で-0.3%となり、6ヶ月連続の低下となりました
主要20都市の価格指数は前年比+4.6%となり、予想+4.8%を下振れ
住宅ローン金利の上昇が消費者の需要を抑えていると考えられます

BofA、利上げ6%近くまでを予想

バングオブアメリカのグローバルリサーチ部門は、FRBの政策金利が今後6%近くまで上昇する見通しを示しました
インフレ率の粘着性が市場では意識されており、各機関投資家は金利見通しを相次いで引き上げています
また、BofAは経済については2023年Q3までに景気後退を見込んでいます

シカゴ連銀グールズビー総裁

前総裁のエバンス氏から交代して初の公の発言
当局者は市場の動きに過度に反応するべきではなく、データやリアルタイムの経済状況を観察すべきであると発言しました

2月は利上げ見通しが上昇

雇用統計の大幅な上振れから始まり、あらゆる経済指標がインフレ率の低下スピードが鈍化することを示しました
2月1日のFOMC後のパウエル議長の会見では、「ディスインフレが始まった」と、物価低下に自信を覗かせていただけに、当局がさらにタカ派に傾斜するとの見方が浸透しました
市場の年末利下げ予想は剥落し、次回FOMCで利上げ幅を0.50%に拡大する予想も増加しています
仮に0.25%の利上げに留まったとしても、3月会合は当局者の金利見通し(ドットチャート)が上昇する可能性があります
インフレ率の低下には住宅除くサービス部門の減速がカギを握っており、今週のISM非製造業景気指数の発表は要注目となっています

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?