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Twitterでも市況情報など発信してますので、どうぞよろしくお願いします マーケット情報について投稿をしていきます✍️ 【某証券会社10年→IFA業者】営業+運用担当など。 ※投稿は個人の見解です。投資は自己責任でお願いします。

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最近の記事

米国債入札とは

あらゆる金融商品の中で、国の発行する債券である国債は最も安全性の高い商品と位置付けられます。 その中でも世界一の経済大国であり、基軸通貨ドルを発行する米国の国債は安全資産として世界の金融市場の中心的存在となっています。 そんな米国債はどのように発行されるのか、入札プロセスの観点から解説したいと思います。 米国債の種類 米国債には様々な種類が存在します。  [Treasury Bills]1年未満の割引国債  [Treasury Notes]2・3・5・7・10年満期の利付

    • 米国におけるMMFとは

      MMF・MRF米国金融市場を語る上で中核的な存在と言えるのがMMF(マネ-・マーケット・ファンド)の存在です。 MMFは証券口座における預金のような性格を持った投資信託で、日本においてはMRF(マネー・リザーブ・ファンド)のような位置づけになります。 投資家が証券口座に入金すると、MMFやMRFという形で口座内に反映されます。そのMMFやMRFの残高をもとに株式や投資信託の買付けを行います。 以下、米国MMFに焦点を当てて解説します。 預金としての性格のMMF MMFは証

      • 【Weekly Summary】日本株 3/18-22

        主要株価指数 日本株は週間で2000円以上の上昇となり、主要3指数は揃って上昇となりました。日経平均は週間の上昇率で今年2番目の大きさとなり、TOPIXの週間上昇率は今年1番の大きさとなりました。

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        • 債務上限問題2023【5/9更新】

          債務上限問題とは 米国では連邦政府の国債発行等による債務残高の上限が法律で定められています。 その上限を超えて債務を増大させるには議会の承認を得なければならなりません。 詳細は最下部に過去記事のリンクを張り付けてありますので、そちらも参考にしてみてください。 ここでは6月にも特別会計措置を使い切る可能性がある現在の債務上限問題について、追記形式で解説していきたいと思います。 債務上限を巡る動き 下院が5兆ドル(約680兆円)近い歳出削減と引き換えに債務上限を引き上げると

        米国債入札とは

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        • コラム📝
          6本
        • 金融系映画紹介🎬
          3本
        • 米国企業図鑑🇺🇸
          18本

        記事

          米地銀破綻とCMBS

          CMBSとは商業用不動産担保証券とも言い、オフィスビルやショッピングモールなどへのローン(CRE)を担保にして証券化した金融商品を指します 商業用不動産ローンをSPC(特別目的会社)に売却し、SPCがそれらを担保に格付けを設定し証券化します 証券会社や銀行などはそれらのCMBSを投資家に販売しています 米国では現在、コロナ禍以降も在宅勤務を行う割合が高く、オフィス需要が減少傾向にあります また、米国ではオフィス不動産のローン設定の70%を地銀が担っているとも言われており

          米地銀破綻とCMBS

          【金融系映画】ハミングバード・プロジェクト

          【タイトル】ハミングバード・プロジェクト 【公開年】2018年 【監督】キム・グエン 株式の高速・高頻度売買を光ファイバーの直線接続で0.001秒短縮する計画を実行する実話をもとにした映画 主人公のヴィンセント役はFacebookの実話映画「ソーシャル・ネットワーク」でマーク・ザッカーバーグ役を務めたジェシー・アイゼンバーグが演じています HFTやHSTと呼ばれる超高速・高頻度取引を用いることで、誰よりも早く注文を成立させる より有利な約定値段を転売することで利ざやを稼

          【金融系映画】ハミングバード・プロジェクト

          【4/11】NY連銀ウィリアムズ総裁

          NY大のエコノミクス・レビューが主催したディスカッションで発言 FRBの利上げ路線の銀行破綻への影響を否定しました 【発言内容】 インフレのダイナミクスが複雑であることを理解することが重要 今年のインフレ率は約3.75%になると予想している 2025年までに2%のインフレが達成されると予想している 今年の成長率は 1% 未満になると予想している インフレの見通しは不確実性に満ちている 失業率の安定性は注目に値する展開 失業率は4%から4.5%まで徐々に上昇すると予想してい

          【4/11】NY連銀ウィリアムズ総裁

          【3/8】パウエル議長上院議会証言

          FRBパウエル議長は上院の銀行住宅都市委員会の公聴会にて発言しました 発言内容は議会開始直後に原稿が公開されました 発言内容はタカ派な姿勢を強調するもので、利上げスピードの加速(0.50%利上げ)の可能性を示唆しました また、次回FOMCで公表される当局者の金利見通し(ドット・チャート)も引き上げられる公算を示しました 🔹発言要旨(質疑応答含む) データは金利の最終的な水準が、以前の予想よりも高くなる可能性が高いことを示唆している データ全体が、より速い引き締めが正当

          【3/8】パウエル議長上院議会証言

          【3/1】米国株概況

          S&P500 3970.15(-12.09 -0.30%) NYダウ 32656.70(-232.39 -0.71%) NASDAQ100 12042.12(-15.67 -0.13%) SOX指数 2958.4(+7.2 +0.24%) ラッセル2000 1902.66(+6.39 +0.34%) CB消費者信頼感指数は予想下振れ コンファレンスボードが発表する消費者信頼感指数は予想の108.5に

          【3/1】米国株概況

          【2/28】米国株概況

          NYダウ 32889.09(+72.17 +0.22%) S&P500 3982.24(+12.20 +0.0.31%) NASDAQ100 12057.79(+88.14 +0.74%) SOX指数 2951.2(+16.1 +0.55%) ラッセル2000 1894.28(+3.80 +0.20%) 「0DTE」ボラを誘発 この最近話題となっている個人投資家を中心とした期限24時間のオプショ

          【2/28】米国株概況

          【2/24】米国株概況

          23日の米国株はやや反発したものの、戻りの弱い展開となりました 昨晩発表された米実質GDPの改定値は、速報値2.9%より下方修正され2.7%となった 市場の材料となったのはコアPCEデフレータで、速報値の3.9%から4.3%に上方修正された デフレータは名目GDPから実質GPDを割り出す際に用いる物価指標で、今回の上方修正でインフレの粘着性が改めて意識される結果となった 実質GDP改定値の発表後、ドル高が進行 ドル円は一時135.3を突破した しかしその後は失速し、今朝は1

          【2/24】米国株概況

          【2/23】米国株概況

          戻り鈍く、金利先高観が重しとなっています 明け方にFOMC議事録の発表があり、ほぼ全ての参加者が0.25%の利上げを支持 少数のタカ派が0.5%を支持したものの、サプライズはありませんでした ただ、利上げ警戒の市場心理を改善するような材料もなく、上値の重い展開となりました CMEグループのFedWatchによると、次回FOMCでの利上げ予想は25bpが76.0%、50bpが24.0%となっており、1週前の50bp12.2%から上昇しています 順調に低下していたインフレ率は

          【2/23】米国株概況

          【2/22】セントルイス連銀ブラード総裁

          セントルイス連銀ブラード総裁 CNBCのインタビュー 米国経済は、私たちが以前考えていたよりも強い 市場は、インフレに関して「より厳しい道のり」を予想している インフレ率を抑えるには、Fedは5%以上に金利を引き上げる必要がある 私たちにはまだ少しすべきことがある 私の予測では、金利は5.375%に達する 2023年はインフレを抑える必要がある 強い労働市場を維持しながら、インフレを抑えることができると私はまだ考えている Fedは、最終レートに達した後にはスローダウンする

          【2/22】セントルイス連銀ブラード総裁

          【2/22】米国株概況

          連休明けの21日の米国株は3日続落となった Fedの引締め策が今後も積極的に行われるとの見方が広がり、米国債利回りが上昇 金利上昇の影響を受けやすいナスダックや半導体銘柄の下落を筆頭に、全体的に売りが広がった この日発表されたPMI(景気指数)は製造業、非製造業ともに予想を上振れ 底堅い景気がインフレ低下に粘着性をもたらし、利上げサイクルを長期化させるとの見方に繋がった 2月は相次いで経済指標が上振れしており、市場が想定していた年末の利上げ期待は剥落している 各金融機関が

          【2/22】米国株概況

          【2/18】米国株概況

          17日の米国株市況は連休前の持高調整色が強く、NY時間の午後からは少し株価が持ち直す動きが見られた 市場の雰囲気は前日の流れを引き継ぎ、次回FOMCでの0.5%の利上げの可能性を警戒している FedWatch によると3月会合での0.5%利上げの可能性は15.1%となっている ターミナルレート(利上げ終着点)も上昇している 現在市場な想定しているのは5.25-5.50%の水準となっており、現状が4.50-4.75の政策金利なので、あと3回の利上げを想定している バンク・

          【2/18】米国株概況

          逆イールドとは

          米国経済がソフトランディングするのかハードランディングするのか インフレ率がピークアウトし、パウエル議長は2月1日のFOMC後の会見で満足そうに「ディスインフレが始まった」と発言した FRBの大幅利上げとサプライチェーンの回復により、猛威を振るった物価上昇は一旦は落ち着きを取り戻しつつある 市場が気にするのは高金利政策によって米国経済が景気後退する可能性 景気後退は避けられないとしても、軽微な落ち込みか、大きな落ち込みか、市場は測りかねている 一つの見方として「逆イールド」と

          逆イールドとは