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【2/23】米国株概況

戻り鈍く、金利先高観が重しとなっています
明け方にFOMC議事録の発表があり、ほぼ全ての参加者が0.25%の利上げを支持
少数のタカ派が0.5%を支持したものの、サプライズはありませんでした
ただ、利上げ警戒の市場心理を改善するような材料もなく、上値の重い展開となりました

CMEグループのFedWatchによると、次回FOMCでの利上げ予想は25bpが76.0%、50bpが24.0%となっており、1週前の50bp12.2%から上昇しています


順調に低下していたインフレ率はブレーキがかかる可能性が高く、2月の経済指標は底堅い経済と雇用に裏付けされたインフレの粘着性が大きな影響を与えています

セントルイス連銀ブラード総裁

CNCBのインタビューで相変わらずのタカ派発言
・Fedは5%以上に金利を引き上げる必要
・最終金利は5.375%を予想

明日はPCEデフレーターの発表が控えており、Fedの政策決定において重要度の高い指標となっているので注目です

個別株

インテル(INTC)は6/1支払いの四半期配当を36.5セントから12.5セントへ大幅減配することを発表
株価は-2.26%と下落しました

エヌビディア(NVDA)は引け後に決算発表を行い、売上と利益がともに予想上振れ
次期ガイダンスも売上が63.7億ドル〜66.3億ドルと、予想の63.4億ドルを上振れ
株価は時間外で約8%上昇しています

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