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【2/28】米国株概況

NYダウ            32889.09(+72.17  +0.22%)
S&P500          3982.24(+12.20  +0.0.31%)
NASDAQ100   12057.79(+88.14  +0.74%)
SOX指数           2951.2(+16.1  +0.55%)
ラッセル2000   1894.28(+3.80  +0.20%)

「0DTE」ボラを誘発

この最近話題となっている個人投資家を中心とした期限24時間のオプション取引急増
過去にはオプション取引のポジションが積み上がり、クラッシュしたことで株価の急落を招きました
この日もNY取引開始から24時間期限のオプション(通称"0DTE")が活発に取引された

コール買いが増加し、プット売りが減少したことでオプションの売り手は先物を買い建て、売りを減らす
期限が短いので短期的なボラティリティが上昇する傾向があり、この日のS&P500は4018まで大きく上昇したあと、急激に失速した

英銀行、3月FOMCでの+50bpを予想

英国の銀行であるナットウエストは、次回FOMCでの0.5%の利上げを予想している
前回は0.25%の利上げとなっており、利上げはばが拡大すると予想
バークレイズ銀行も0.5%の利上げを決定する可能性が高いとの見方を示した

米耐久財受注、5ヶ月ぶり伸び

総合指数は-4.5%と、前回改定の5.1%から大幅鈍化し、コンセンサスの-4.0%も下回った
しかし設備投資の先行指標とされる、航空機を除いたコア資本財は前月比+0.8%となり、コンセンサスの+0.0%付近を上振れし、5ヶ月ぶりの大幅高となった

ダラス連銀製造業指数は景気後退を示唆

0:30に発表された同指数は-13.5となり、前回の-8.4から悪化した

zerohedge.com


さらに生産指数は-2.8となり0を割り込み、生産量の縮小を示唆した

zerohedge.com

中古住宅販売は復調

NAR(全米リアルター協会)が発表した中古住宅販売保留指数は、前月比で+8.1%となり大幅に上昇
コンセンサスの+1.0%を大きく上振れした

FRBジェファーソン理事

2%というインフレ目標を引き上げることはFRBの信頼性を損なう恐れがある
インフレ目標の引き上げには反対する
住宅を除くコアサービスのインフレ見通しは不確実で、現在は非常に高い
現在のインフレは想像以上に持続的かもしれないが、ひとつのデータに過剰な反応はしない

→目新しい材料はなく、変わらずのタカ派姿勢維持でしたが、次回FOMCでの0.5%利上げにはやや消極的な印象でした

モルガンS、2024年3月に利下げ予想

従来の予想は2023年12月だったが、モルガン・スタンレーは金融引き締めの長期化見通しを受けて利下げ予想を2024年3月とした

英国とEUが通商合意

英国とEUは、英国領北アイルランドの通商の取り決めについて合意
これを受けてポンド円は一時164.3付近まで円安ポンド高が進行
FTSE100も発表直後に上昇したものの、7950のラインを越えられずに失速した

独10Y利回り上昇

ドイツ10年債利回りは米金利上昇が波及するとの見方からリプライジングが行われ金利が上昇し、一時2011年8月以来の金利水準となった

テスラ(TSLA)  +5.46%

今週3月1日にインベスターデイ(投資家説明会)を開催予定の同社は、「マスタープラン3」と題した経営プランの発表を控えて各証券会社が強気の見通しを示している
ドイツ銀行のロズナー氏は目標株価を220ドルから250ドルに引き上げている
また、ドイツ工場の生産台数が週4000台となり、目標を3週間前倒して達成したことを明らかにした。(ロイター)

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