見出し画像

ドサクサ日記 10/2-8 2023

2日。
J-WAVEでラジオ収録。ゲストにロバートの秋山さん。話が面白いのは当たり前として、とにかく声が大きいことに驚いた。普通にマイクで収録している音が割れるくらいの音量の声がポンと出る。これは普段から舞台や現場で鍛えられている証だと思う。クリエイターズ・ファイルはシリーズが始まってからのファンなので、いろいろな話が聞けて嬉しかった。アジカンでもよくロバートの話をする。

3日。
整形外科に行って血液検査の結果を聞く。リウマチの因子は見当たらないということで安堵したが、普通に尿酸値とコレステロールが高いという結果にショックを受ける。幸いにも痛風の症状が出たことはない。けれども、このまま張り切って尿酸値を上げていくと突然足の親指あたりの関節が痛みだしたりするわけだ。恐ろしい。プリン体の多い食べ物は美味しい。普通にガッツリ食べたい。悲しい。

4日。
BIG CAT公演。背中がバキバキなので、大阪の行きつけの整体に寄ってから会場入り。とにかく身体がひどい、とのことだった。しかしながら、グラストンバリーから帰ってきた頃の身体と比べると悲惨さの度合いがかなり緩和されているとのことで、峠は越えましたねというお墨付きをもらう。あとは緊張と炎症による痛みを和らげつつ、可動域を増やしていくことになるのだと思う。ライブは燃え上がった。

5日。
難波ハッチ公演。No Busesは教室の端っこにいるような子たちがインディロックによってクラスの誰もが信じないような大変身を遂げたような感じのステージで、とても格好良かった。そして愛くるしい。ぼっちざろっくを地で行くようなバンドだなと思う(こういう子たちはきっとたくさん居るんだろう)。終演後はPのタケシも一緒に楽しく話した後、タイから来たYONLAPAの皆とセイハロー。いい夜。

6日。
スタジオに戻ってミックス作業。眠い。新著で拙著『朝からロック』が本屋に並んだのをネットで確認する。装丁に自分の顔がガチーンと印刷されているのは、本当に照れくさい。しばらくは近所の書店に行ける気がしない。本人が売り場を見に来た!と勘違いされるのも嫌だし、用事のあるあたりにまったく陳列されておらず仕入れた形跡もない、みたいなことを確認するのも恐ろしい。困ったものだ。

7日。
自転車の修理をしに自転車屋へ。一度買ってしまえば、案外安い維持費で使い続けることができるのが自転車のいいところ。しかし、これからは健康のために自転車ではなく、徒歩の移動を増やしたいと思っている。というのも、整形外科での検査に引き続き、健康診断でも尿酸の値が爆上がりしていることが発覚したからだ。コレステロールは以前からやや高かったが、そこに尿酸が加わった。火曜に受けた軽いショックが、確信を持った重めのショックに変わる。尿酸。何よりも響きが嫌だ。これがシトルリックリボ塩酸、みたいな名前だったらば、まあ痛風になるまで放って置くかという気持ちになる。しかし、尿酸、名前のなかに尿が入ってくるだけで少し人には言いづらい、なんだか恥ずかしい酸のように思えて、これは頑張って減らさねばと思う。ネーミングというのは大事だ。張り切って減らしたい。

8日。
仙台GIGS。コロナで出演していない間に、GIGSの楽屋エリアがとんでもないことになっていて驚いた。社長のNにはデビュー当時からお世話になっているけれど、相変わらず過剰で面白い。ラブリーサマーちゃんはとても格好良かった。チャーミングなのに毒っ気があるところが魅力。打ち上げはGIGSの楽屋でN特製の料理や美味しいお酒をいただいた。Nの料理は基本的にプリン体を多量に含み、尿酸値を爆上げする暴力的なものだったが、必要以上に美味しいので食べる手を止めることができなかった。元祖・尿酸値爆上げ君と呼ばれているイクラなども爆食いしてしまった。仕方がないので、せめてもとプリン体の少ないウイスキーでプリン体を洗い流す。全部、尿として排出されたことを祈る。カラオケもあったので大江千里さんやチャゲアスの曲を熱唱。発汗。汗として尿酸が排出されたことを祈る。

※実はイクラに含まれるプリン体は少ないです。ウニの方が多い。