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まだその話してるの?

周りの人たちが次の話題に移ろうとする中、僕ひとりだけまだ話を続けたがっているときがある。

あるとき「まだその話してるの?」と言われて「あ、他の人ってそんなに話を深掘りしたいわけじゃないんだ」と知った。

それ以来、相手がもう話を終わらせたいのかどうか気にして、そういう空気を感じたらそっと終わらせようかなと思うようになった。

思ってもやめない時も多々あるけど。

あの時から、同じ話を長々とするのはよくないことなのだというのが頭の片隅に残っていた。だけど、今日ふとこう思えた。

「これはいいところでもあるのかもしれないぞ。」


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発想を逆転させると「ずっと同じ話ができない」人が周りに多かったのでは?

たとえば歌詞を書くときは「これは本当に自分の本当の気持ちなのか?」ということをひたすら考える。もう考えるの疲れた!と思ってからが勝負。
言葉が心に近づくまでなんども書いては消し、書いては消す。

僕らの脳みそは嘘つきだから、油断していたらすぐに本心ではないことを、あたかも心から思っているように書いてしまう。

だけど心は嘘を見抜く。いいことが書けた気がしていても胸の奥が反応しない時は書き直しだ。

それは苦しい作業でもあるけど、僕は興味がある。
自分が何を思っているのか興味が尽きない。

その日はうまくいかずに終えたとしても、その日考え続けたおかげである時急に答えがひらめいたりする。これがいわゆる「降りてきた」というやつの正体だ。

ブログを書くときも同じ感じで自分が何を考えているのかが知りたくて書いている。だから毎日でも書ける。


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という感じで同じことも自分で書きながら先が気になってどんどん深掘りしたくなるのだ。

「他の人にとっては難しいけど、自分は当たり前にできることが天職」と言われている。

あの日、あそこにいた人たちにとってはこの性格はマイナス要素だったのかもしれない。

でも場所や、やることを変えればそれは誰かを面白くさせる特技にかわる。

「まだその話してるの?」

これからそう言われた時は、ほめられてると思って受け取ろうと思う。

もしあなたが誰かと違って突っ込まれる時、そのまま落ち込まずにこう考えてみてほしい。

「自分のいいところを見つけるきっかけかも!」

と。

ああ、まだまだこの話をしたいけどこのあとやることがまだあるので終わることにする。


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