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まぁ、どうにかなるか。

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【小坂井敏晶さんオンライン講演会の期間限定・完全公開について】

【小坂井敏晶さんオンライン講演会の期間限定・完全公開について】

いまだからこそ、教育を深く考えてみませんか? ーーー 5月6日まで無料公開を始めます。

3月19日に開催いたしました「小坂井敏晶さんのオンライン講演会」にご参加、あるいはご興味をお持ちいただきありがとうございます。

おかげさまで330人の皆さんにご参加いただきました。
あらためて御礼申し上げます。

皆さんからいただいた参加費は、小坂井敏晶さんへの謝礼、スタジオ使用料、技術サポート

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すぐそこにある未来の学び

すぐそこにある未来の学び

二泊三日の合宿を終えた息子。
いま、最終発表に向けて動画を作っている模様。

N高でAdobe のソフトを供給してもらっているので、いろいろいじっている。
この作る目的があっていろいろいじることが大事だと思う。

仲間もできた様子で、嬉しそう。
深夜、AO の出願書類を書いている女の子の隣で、宿のWiFi を使って勉強していたらしい。
8月末締め切りのレポートがあるようでそれをやっていた模様。

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中学校等での遠隔教育に期待する

中学校等での遠隔教育に期待する

遠隔教育の実績において技術的には可能河合塾がサテライト講座を開設してから既に30年余りとなる。当時は衛星通信を使って授業を配信していたが、いまではインターネットにより容易に配信できるようになった。

現在、広域通信制高校である角川ドワンゴ学園N高等学校は在籍者が1万人を越えているが映像配信による授業を広範に多人数に提供している。

また、海士町と宮崎を結ぶインタラクティブな授業もNTT西日本におい

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4月29日パシフィコ横浜の講演内容(案)

4月29日パシフィコ横浜の講演内容(案)

29日の神奈川の中学受験の相談会での講演のストーリーができた。

大学入試の話をしてくれとのことだが、21年度から25年度まで徐々に変わるということで、早稲田政経、APU の国際学生、国内学生の選抜の話をしつつ、文科省の動きを話して、4技能を含めて、完全実施と言われる25年度までには新しい大学入学者選抜が定着するだろうと。

その間に、就活では大社接続、そして、大学進学では高大接続がどんど

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第一回「島の大使館」やります!

第一回「島の大使館」やります!

2019年3月5日 19時から
風土はfoodから
(東京都千代田区神田錦町3丁目15番地)

https://www.facebook.com/events/392679544826666/?ti=icl
どうぞよろしく、

正月の夕暮れ

正月の夕暮れ

夕暮れ。
黄昏れ。
夕景。

閉じていくことを想像させるが、明日の希望を感じる夕焼け。
一旦、夜となるが、夜は明ける。

止まない雨がないように、明けない夜はない。

明日はきっといい日だ。

教員の再教育プログラム始めます

教員の再教育プログラム始めます

いま、教育改革がなされようとしているが、かなり危うい。
それは改革に前向きな先生方こそ感じていることだろう。
かつての国立大学独法化同様、今回のアクティブラーニングに関しても文科省自らが及び腰である。
東大は英語においてA2を受験資格としたが、二次試験を従来と変えるつもりはないような態度をとっている。こんな議論は2年前にすべきなのに未だに腰が定まらず、担当理事の間でも見解が異なっているとの話も漏れ

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数学と大学入試

数学と大学入試

よくよく考えたら僕らの頃は経済学部で数学が課されていた。慶應の経済に限らず。
もちろん共通1次は文理関係なく5教科7科目。数学は2Bまで、理社は2科目ずつ。
塾高や県浦和などでは文理関係なく数3をやっていた。
当時、アメリカに留学したときに最初に受講すべきは数学だと言われていた。

いま、進学校でも、私大文系にシフトする公立の中には、数2Bを受講している生徒は3割だとも聞く。
高度な数学を誰しもが

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簡単なメモ

簡単なメモ

政府は「未来投資戦略」で2020年Wifi敷設率100%を目標値にしました。
学習環境は劇的に変わります。
また、学習指導要領をベースにカリキュラムマネジメントをしていかないと教えることが時代に合わなくなります。
文科省課長クラスが出したよくわからない提言ですら、変わることを恐れていないようですからね。

2021年度入学者選抜はまだ序章。
次期学習指導要領で高校3年間を学んだ生徒を対象とする

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頑張ってくれよ、文科省

頑張ってくれよ、文科省

この報告書を読んだ僕が怒り狂っていることを、各方面の方々が心配されたが、そのみなさんの多くが実際に読まれて開いた口が塞がらなくなっている。

いま一度、月曜日の「未来の教室」とEdTech 研究会の「第一次提言(案)」を読んでみた。研究会中に、オブザーバーで参加していた文科省の某室長が慌てて「僕らも林プランを作って検討しています」と発言していたが、いまその林プランに相当するものを目にしてみると、あ

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ないラボトーク 教育の自由

ないラボトーク 教育の自由

海士町のみなさんと展開している「ないものはないラボ」。

海士町と東京を結んで「ないラボトーク」。

今回の対話の大きな柱は二つ。
一つは「教育の自由とはなにか」。
もう一つは「クラウドネイティブの基礎学力とはなにか」。

経産省の「未来の教室」とEdTech 研究会の専門委員を務めておりますが、経産省が言う「教育の自由化」は「産業化、市場化」です。

しかし、「教育の自由」と言ったときに

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次はどっちだ

次はどっちだ

先日のカタリバ大学で学んだことは、平成とは昭和の終わりの臨教審の時代であったということ。

確かに僕にとっても臨教審を追いかける時代であった。
昭和の終わりにNHKスペシャルを手伝い、西尾幹二さんに褒められたのがきっかけだ。

教育再生実行会議の一部は臨教審の総仕上げにあたる部分がないわけでもないが、さて、つぎの元号の時代は教育再生実行会議の時代になるのだろうか。

いま危惧しているこ

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「未来の教室」とEdTech 研究会でのスピーチが記事になりました

「未来の教室」とEdTech 研究会でのスピーチが記事になりました

人生100年時代の学校の役割とは? キーワードは「小さな学校」――経産省の第2回「『未来の教室』とEdTech研究会」より(後編)

https://edtechzine.jp/article/detail/873