今年のクリスマスは前日・当日共に実家に帰って、家族と過ごしました。
高一の弟、大二の弟も、2日ともそこでのんべんだらりと過ごしていたことから家族内に存在するリア充は両親だけということが推測できてしまいます。憐れみと哀しみと嬉しさとで、ちょっと複雑な気持だよ。お姉ちゃんは。

不思議なことに、来年度には高二になる末の弟はまだサンタさんを信じており(そんなことある？)今年も良い子に早く寝て、早朝に飛び起きリビングを駆け抜け靴下に入ったプレゼントに目を輝かせておりました。今年、16になった立派な青年とは思えない愛くるしさです。私のサンタの終わりは小6でした。真ん中の弟は小2でした。弟よ。お姉ちゃんとお兄ちゃんは、お前を見ながら若干引いています。その純真さ、将来、新興宗教にズップリいかれそうで怖いよ。

プレゼントの中身は駄菓子のモロッコヨーグル、フライドポテト、紋次郎いかの3点(全て仕入れの箱の状態)でした。どういうチョイスなんだろう。この弟、駄菓子が好きすぎる(高一男児)。かわいいやつめ(身長172㎝高一男児)。広げたときに、そこ一帯が小さな駄菓子屋みたいになっていて良いかんじでした。

しかし、今回の問題はそこではありません。モロッコヨーグルの箱。一度見てみて下さい。

なんか、内容物の色、こんなんだっけ？？？ペンキか？？？？

箱を開けて見たら、ぎっっしりと私達の知っているまっしろなモロッコヨーグルが60個詰まっていました。中身、赤くないじゃん。黄色くもないじゃん。

そして、もうひとつ。下の画像。

何このスプーン？？！？？？？

私の知ってる、木のやつは！？！？！！！！

赤ちゃんが離乳食食べるときに使うみたいなスプーンが描かれていて怖くなってしまいました。モロッコヨーグル、赤いし。
こうなると象が食ってんのも怖い。
子象が親象に食べさせようとしている構図も怖い。ヤングケアラー？そういうメッセージ？駄菓子にそんな重い設定込めないでよ。値段に準じた軽い気持ちで食わせてくれよ。
え、というかモロッコヨーグルってなんで象がモチーフとされてるんだろう？

…

……

…………

ッキャーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！

怖いィ！！！！！！！！

もうヤダ！！！！！モロッコヨーグルの話おしまい！！！！！！

調べてないけど多分モロッコともヨーグルトとも関係ないよこの駄菓子！！親子仲良くって何！？！？？知育菓子でもないのに！！！！！もしかして、本当に子が親に食わせるものを標榜して作られてる！？？？！？こわいよ！！！もうやだ！！！しらない！！！！わたしクリスマスの話するから！！！！

気を取り直して、

クリスマスに家族みんなで、でっかいチキンを食べました

急に絵本みたいな文を読ませてすみません。けど、いいでしょう。ほのぼのとするでしょう。でっかいチキンを家族で食べている図。

写真はありません。
どうして……メインなのに…。察するに、滴る肉汁とパリパリに焼けた狐色の鶏皮、部屋いっぱいに漂うチキンの香ばしい匂いに負け、その時の私は食欲に猪突猛進するオークになってしまっていたのでしょう。お恥ずかしい。下に白い画像を貼っておくので頑張って皆さんの想像力で念写してください。

……念写できましたでしょうか。すごく美味しかったです。肉の中で鶏肉が1番おいしい。自分はそう思います。
クセが1番少なくて、何の味にも合う。その上、まろみのある強いうまみもある。最強か？

その鶏肉を料理したものの中でもしょう油ベースの何かに漬け込んで焼いたやつって、味の染み込みやすさや、うまみの引き出され方、皮のパリパリとか、肉汁のかんじとか鶏肉のよさがすごく出ていて1番すきだ。いや、唐揚げも捨て難いけど。唐揚げが1番好きです。ごめんなさい。

チキンの他にも、ピラフやらグラタンやらが出てきて｢わ〜！クリスマスだぁ〜☺️｣って感じがして楽しかった。
仲はいいものの、実家を出た兄弟が多く家族が全員揃うことが冠婚葬祭以外であまり無いので(クリスマスも祭に入るかもだけど)、母が張り切ってTheクリスマスという夕食を支度してくれたようです。ほのぼのとしますね。
成人したけど、こういう｢ご馳走ですたい！｣って感じの洋食がテーブルいっぱいに並ぶと、両手を上げてシンバルを叩くサルのおもちゃみたいに大喜びしてしまう。うれしいよね。ご馳走って。最高だね。

唯一あった写真は、前菜みたいな顔して出てきたクリスマスお茶菓子達です。ROYCEのチョコがけポテチを父が箸で食べています。良いですね。漫画家みたいですね。

夕食の後はみんなで同じヨギボーに凭れ掛かりお笑い番組を見ました。ランジャタイで家族全員が爆笑しており、この家庭に生まれて良かったと心がぽかぽかとしました。
数年ぶりにプロトタイプのクリスマスを過ごせて、とても充実した夜を過ごせました。性夜よりこっちの方が好きだな(半分負け惜しみ)。

去年のクリスマスはというと、デリヘルの仕事を入れて荒稼ぎをしていました。クリスマスの客は、ヤケになった若い男が多く新鮮に思った覚えがあります(基本デリヘルに若い人は来ない)。若いお客さんは、部屋を綺麗にしてくれるし、こちらをヒトとして見てくれ、常識的な会話をしてくれることが多いのでとてもありがたいです。毎日来て欲しい。
あと、クリスマス勤務で言うと、漏れなく全員が「クリスマスなのに、彼氏とかと過ごさなくていいの？」と聞いてくるのがすごくおもしろかった。口を揃えて同じことを言ってくるのがとても良い。こっちは脳内で、｢お？来るか？来るか？クリスマスなのに…の辞、来るか？｣と構えつつ笑顔を作っているのでお望みの答辞が詠まれるとすごくたのしい気持になり、心中で轟音のヤッター！を叫んでいたように思います。お仕事は気持ちよくて楽しいと言えど、毎度同じ工程だけで飽きるので、こういうゲーム性があるとスパイスとなってよりお仕事が楽しめます。クリスマス万歳。
しかし、少し考えてみて欲しい。居たら出勤する訳ないだろと。お前も恋人、ないしはそれに準ずる人間がいないから呼んでんだろと。そう思っていたのも事実です。

脱線したもののクリスマスのほのぼのした話も出来たところで、きょうの日記はモロッコヨーグルの石鹸みたいなキャッチコピーを見せて終わりです。あー！モロッコヨーグルの話しちゃった！！あーあ！ばいばーい！