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薄っぺら

薄っぺらいことしか
書けない自分

流れのままに
流れるままに

才能
という言葉が頭をかすめる

外には
分厚い雲

やがて
雨が降るのだろう

自分の
薄っぺらさは

もうしょうがない
とあきらめている

そういう自分
それでもいい

別に論文を書けと
言われてるわけじゃない

気楽に
気の重いことを書く

そのままに
そのままに

マグカップの氷が
溶けにくくなっている

季節は変わった
僕は変われない

薄っぺらいまま生きて
薄っぺらいまま死んでいく

ただそれだけの存在でもいいと
何度も何度も自分に言ってみる

サポートしていただけたら、とてもありがたいです。