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個人的に2024シーズンで注目したいMLBプロスペクトたち



はじめに


どうも剛腕といいます。
野球カードを集めるのが好きな新参MLB箱推しファンです。
備忘録として来シーズン注目する選手について書きのこします。
ランキングは私の期待値順です。
スキーンズやホリデーなどのプロスペクトよりこの選手達のほうが上だ!というつもりは毛頭ありません。
単純に好きな選手を選んで、勝手にランキングつけただけなので異論反論なんでもどうぞ!

第1位Evan Carter (OF)


21歳 188cm 86kg 2020年2巡目 (全体50位指名) TEX
Hit: 60 | Power: 50 | Run: 60 | Arm: 50 | Field: 55 | Overall: 60
MLB23試合 HR5本 打率.306 出塁率.413 wRC+180
若手有望株の一人で、今季メジャーデビューを果たした。打撃では高いヒットツールと中程度のパワーを持ち、フルシーズンで出場すれば打率2割後半、20本塁打前後を期待できる。走力も高く、守備では外野のどこでもこなせる。特筆すべきは選球眼の良さで、マイナー時代からずっと打率よりも出塁率が1割以上高い。打撃不調時でも四球で出塁し、チームに貢献できる。将来的にはレンジャーズの中心打者となるはずだ。


第2位Coby Mayo (1B/3B)



21歳
196cm104kg
2020年4巡目 (全体103位指名)BAL
Hit: 45 | Power: 60 | Run: 40 | Arm: 70 | Field: 45 | Overall: 55
AAA 62試合 HR12本 打率.267 出塁率.393 wRC+127
ホリデー君などに隠れたオリオールズの期待の星で、パワーが抜群の内野手。打撃では長打力が際立っており、フルシーズンで出場すれば30本塁打以上を狙える。走力は低いが、肩力は超高評価。守備では一塁と三塁の両方をこなせるが、守備はうまくない。
打撃はパワーだけでなく選球眼も優れており、出塁率が高いのが魅力的だ。2022年は苦戦したが、今季は21歳かつAAAでwRC+127という好成績を残した。オリオールズの内野陣が混雑しているため、メジャーデビューのチャンスはまだないが、近い将来には力打者となる可能性が高い。将来像は打率2割後半、30本塁打の強打者だ。


第3位Mason Miller(RHP) 



25歳
196cm 90kg
2021年3巡目 (全体97位指名) OAK
Fastball: 70 | Slider: 55 | Changeup: 45 | Control: 50 | Overall: 50
MLB 10試合 6先発 0勝3敗 33.1イニング 防御力3.78 38奪三振
アスレチックスの期待の新人で、驚異的なファストボールを武器にする投手。メジャーデビューから100マイルを連発し、全米を驚かせた。シアトル・マリナーズのブライス・ミラーとのミラー対決では投手戦を演じ、注目を集めた。しかし、剛腕ゆえに故障に悩まされ、5月から9月までメジャーの舞台から遠ざかった。9月に復帰したが、短いイニング限定での登板となっており、完全復活にはまだ時間がかかりそうだ。投げるボールは素晴らしいので、来季はフルシーズンで健康に投げられることを願っている。将来像はノーラン・ライアンだ。


第4位 Tyler Black (2B/3B)



23歳
178cm 92kg
2021年 戦力均衡R(全体33位指名)MIL
Hit: 60 | Power: 40 | Run: 55 | Arm: 45 | Field: 45 | Overall: 55
AAA 39試合 HR4本 打率.310 出塁率.428 wRC+141
俊足巧打の内野手。
去年はケガでフルシーズン出場できなかったが、とんでもない選球眼と評判通りのスピードを見せつけた。一方で守備の拙さとパワーレスという課題も浮き彫りに。。。
と思っていたが、今年はパワーが大幅に向上、大きいのも打てる上に、球も選べて、走れるというスーパー内野手に。
相変わらずの守備ではあるが、1B・2B・3B・CFを守れるユーティリティ性は◎


第5位 Braxton Ashcraft(RHP)


とてもかっこいい


24歳
196cm 88kg
2018年2巡目 (全体51位指名) PIT
Fastball: 60 | Slider: 50 | Curveball: 45 | Changeup: 40 | Control: 50 | Overall: 45
AA 8試合 8先発 0勝1敗 20イニング 防御力1.35 23奪三振
2022年にTJ手術をうけ、今シーズン復帰した、個人的に最注目選手。
アスリート型長身高卒右腕が入団から遂に開花の兆し。
TJ復帰後ということもあり今シーズンは短いイニングでの登板が多かったがイニング以上の奪三振に加え、高い制球力を見せた。
AAでは被打率.192、WHIP0.95と圧巻の投球。
さあ、メジャーの舞台へ!


第6位 Joe Boyle (RHP)



24歳
201cm108kg
2020年 5巡目 (全体143位指名) OAK
Fastball: 80 | Slider: 55 | Curveball: 50 | Control: 40 | Overall: 40
MLB 3試合 3先発 2勝0敗 16イニング 防御力1.69 15奪三振
200mを超す長身から投げ込む最速101マイルの直球は威力抜群。
こんな素材がドラフトと5巡目まで残っていた理由、それは制球力。。。
彼はよくいる投げてる球はとんでもないけど、ストライクが入らないという独り相撲タイプの素材型投手だった。マイナーでも1イニング1四球ペースでMLBでは厳しいかと思われていた矢先にOAKへとトレード。トレード後なんだかんだあってシーズン最終盤にメジャーデビュー。
メジャーデビューすると球の威力そのままになぜか四球が減少し、活躍(いや、なんでだよ)。
もし制球力を改善させる何かをつかんでいるとしたらとんでもない投手になるはず。
たのむから揺り戻しこないで…!!!


 


第7位Troy Melton (RHP)



22歳
193cm 95kg
2022年4巡目 (全体117位指名)DET
Fastball: 60 | Slider: 50 | Changeup: 45 | Cutter: 50 | Control: 50 | Overall: 45
A+ 16試合 15先発 3勝1敗 65.1イニング 防御力2.48 61奪三振
最速98マイルを投げる大型右腕。
大学時代から球速がどんどん伸びており伸びしろ◎
突き抜けてはいませんが奪三振力も制球力も素晴らしい。
AA以上の壁にぶつかるかどうかは不透明だが、総合力が高く、スペック的には問題ないはず。早い段階でメジャーデビューできるかも?


第8位Kyle Manzardo (1B)



23歳
183cm  92kg
2021年 2巡目 (全体63位指名) CLE
Hit: 60 | Power: 50 | Run: 30 | Arm: 45 | Field: 50 | Overall: 55
AAA 97試合 HR17本 打率.236 出塁率.337 wRC+97
打撃全振り型の1塁手。
もともとはTBにいたが今季ファーストを守るヤンディ・ディアズが大爆発したこともあり、CLEへトレードされた。
打撃専なのにAAAで打率.236の選手がプロスペクト?と思われるかもしれないが、入団してから去年まで常に打率3割以上、出塁率4割以上、OPS.950以上を続けていた正真正銘の打撃エリートなのだ。
長打力もある上に、三振もせず、選球眼も◎。
実力を発揮すれば打撃ではほとんど死角はない。
ただ、今年初挑戦のAAAの壁に思いっきりぶち当たっていたのも事実。
(とはいっても移籍前のWRC+95)
ただ移籍後はWRC+123とかなり持ち直していたのは期待材料。
生き残るには打って打ちまくるしかない!がんばれKyle Manzardo!



第9位Cade Horton(RHP)



22歳
185cm95kg
2022年 1巡目 (全体7位指名) CHC
Fastball: 60 | Curveball: 50 | Slider: 65 | Changeup: 45 | Control: 55 | Overall: 55
AA 6試合 6先発 1勝1敗 27イニング 防御力1.33 31奪三振
全体7位指名の有望株が順調なプロ人生のスタートを切っている。
AAまで駆け上がる中、全階級でイニング以上の三振を奪っており、かつ制球も破綻していない。AAでは被打率.184と全く打たれず、WHIPも1.07でした。
大学時代の健康面の不安が復活しなければ、来年はMLBのローテで見れるはず。


第10位Ricky Tiedemann (LHP)



21歳
193cm 99kg
2021年3巡目 (全体91位指名) TOR
Fastball: 65 | Slider: 55 | Changeup: 70 | Control: 50 | Overall: 55
AA 11試合 11先発 0勝5敗 32イニング 防御力5.06 58奪三振
最速98マイルのパワーレフティーで、今年21歳ながらAAAも経験。
今シーズンマイナーでは44イニング投げてK/9 16.77 と異次元過ぎる数値を残した。
一方で、今シーズンは制球が悪化、AAでBB/9 5.63と本来の力を発揮できなかった。
速球だけでなく変化球も高く評価されており、去年までの制球力に近づければブレークも夢ではない。来シーズンはともかく、ゆくゆくは確実にエースになるだろう。


第11位 Jackson Jobe (RHP)



21歳
188cm86kg
2021年1巡目 (全体3位指名)DET
Fastball: 65 | Slider: 65 | Changeup: 55 | Cutter: 55 | Control: 50 | Overall: 55
A+ 8試合 8先発 2勝3敗 40イニング 防御力3.60 54奪三振
最速98マイルの速球に加え、超素晴らしいスライダーを持つ高卒右腕。
今シーズンはAAまで到達し、AAで登板した1試合は6回4安打無失点6奪三振と好投した。キャリアを通じて高い奪三振力に加えて高い制球力も示しており、隙がない。
被打率、被本塁打率は少しだけ懸念点だが、取り立てて問題にするほど深厚な数字では全くない。
健康的に過ごせば来年メジャーの舞台で見れるだろう。


第12位Logan Henderson (RHP)


21歳
180cm 87kg
2021年4巡目 (全体116位指名)MIL
Fastball: 50 | Slider: 45 | Changeup: 60 | Control: 55 | Overall: 45
A 18試合 18先発 4勝3敗 78.2イニング 防御力2.75 106奪三振
先発としては身長が高くないものの、低いリリースポイントからのライジングファストボールとチェンジアップで打者を手玉に取る。22年は健康面の問題でほとんどプレーできなかった。今シーズンはAながらK/9 12.13、B/9 2.97、被打率.183、WHIP0.97と素晴らしい成績を残した。来年AAあたりでも好調なら飛び級でメジャーデビューもあるかもしれない。体格的に最速95マイルの速球の伸びしろがなさそうなのがネックか。


第13位Wikelman Gonzalez (RHP)



21歳183cm 75kg 2018年 国際FA
Fastball: 60 | Curveball: 60 | Changeup: 55 | Control: 45 | Overall: 45
AA 10試合 10先発 3勝1敗 48.1イニング 防御力2.42 63奪三振
先発としては小柄ながら最速98マイルを投げる若手右腕。
契約時よりも10マイル以上球速が伸びており、伸びしろ十分。
カーブ・チェンジアップも評価が高く、先発としての素養は備えている。
懸念点は制球力でもともと少し悪い程度だったのが、今シーズンは壊滅的に悪化。
被打率.161 K/911.73と圧倒しているだけに独り相撲から卒業できれば今すぐメジャーで通用するはず。(まあなかなか簡単じゃないんすけどね)


番外編Tarik Skubal (LHP)



27歳
190cm 108kg
2018年9巡目 (全体255位指名) DET
MLB 15試合 15先発 7勝3敗 80.1イニング 防御力2.80 102奪三振

ポテンシャルの塊の大型左腕が超覚醒の予感。
22年も 21先発 7勝8敗 117.2イニング 防御力3.52 117奪三振
となかなかの成績だが、今シーズンはそれを上回る投球を披露。
成長著しい左腕は健康に過ごせば来年は間違いなくサイヤング争いに名を連ねるだろう。



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