1. はじめに

こんにちは、シオンです。

先日、ChatGPTに複数のキャラクターを演じてもらうプロンプトを紹介した面白い記事を見つけました。

こちらの記事を読んだ後に、こちらを応用して仕事で活用できそうなプロンプトを思いついたのでそちらをご紹介します。

2.ChatGPTに営業のロールプレイをしてもらう

使用したプロンプトは下記です。
事前に情報を与えると、その情報を基にしてあたかも実際の人間のように振る舞いってロールプレイしてくれます。

下記の情報を元にして営業のシミュレーションを行ない、対話形式で出力してください。

●顧客
名前:鈴木社長
特徴1:都内で飲食店を経営している
特徴2:開業して10年ほど経っている
特徴3:店舗数は10店舗
特徴4:1店舗あたりの月次売上は平均で450万円
特徴5:警戒心は強い 

●営業担当
名前:田中
営業方法:電話
時間帯:15時
所要時間:15分
曜日:水曜日
売る商品:Web広告
目標:月20〜25万円ほどで受注
強み:クリエイティブとセットで提案できる

上記以外に

• 性格の特徴

• 営業スタイル

• 困っていること

• さらに営業担当者を追加

• 役割の設定

などの要素を追加してカスタマイズすることで、更に具体的なシミュレーションを行うことができるかもしれません。

上記のプロンプトをGPT-4で実行すると下記のように出力されました。

無茶な設定でロールプレイすると顧客から断られて会話が終わってしまうこともあったのですが、その場合は「受注したケースのロールプレイが見たい」などお願いすることで受注したケースの会話を見ることもできました。

3.まとめ

ChatGPTを使って営業のロールプレイをする方法をご紹介しました。

このように活用することで、1人で事前に対話の準備を整えたり、その結果、自信を持って営業活動に取り組むことが出来るようになるのであれば、普段の仕事にもChatGPTを活かせるのではないかと考えています。

ただ一方で、人間同士でロールプレイすることで得られることもあると思います。

それぞれの良いところを使い分けていくことがAIとの良い付き合い方になるのではないかと思いました。

以上、現場からでした。