graffiti_rakugaki

心にうつりゆくよしなしごとを。 見てほしいような見てほしくないような、そんな言葉を「落…

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心にうつりゆくよしなしごとを。 見てほしいような見てほしくないような、そんな言葉を「落書き」として綴ります。

最近の記事

同じでいたいけど、違っていたい

貴方と「同じ」 あの喜びを あの瞬間を 共有できる人が増えるんだ でも 貴方とちがっていたいの 貴方の知る自分とは 違う自分でいたいの 近くになってうれしいはずなのに なぜかもやもやするの ちがう色をまとっていたい ちがう世界をもっていたい 近すぎることが怖い 貴方をこの世界に迎え入れたいことに嘘はないのに 貴方が来ることにもやもやする もやもやを抱えながら 貴方を迎え入れるのだろか ちゃんと折り合いをつけなきゃ こんな黒い思いはここで書き捨ててしまおう

    • 「つながる」という軽さ

      「電話しませんか」 そんなメッセージを送らなくても あなたとつながることができる バーチャルの世界がくれた 至福の時間 会いたい その言葉を伝えることなく 偶然に依存する たとえ「話したい」と言っても 「いつもの場所で」で済んでしまうだろう バーチャルの中の 「つながる」という軽さが わたしを蝕み始める

      • いちばん未熟なぼく

        ぼくはいちばんおとなだっておもってた そんなぼくが いちばん子どもなのだ 自分しかみえてなかったぼくと みんなをみていたきみ きみのことばと これまでの過ちが 線となってつながってくる あの子の陰りは あの人の困った笑顔は 子どもなぼくが そうさせていたのだ 自分がみていた世界が こんなに狭かったなんて ぼくはきみみたいな「おとな」になりたい きみみたいな「ひと」になりたい

        • 温度の行方

          同じ温度でいたい かつての思いを あのときの瞬間を 確かにわたしの胸にあったあの熱を かきあつめるのに冷えていく ねえ 同じ温度にもどれないよ もどりたいと願うのに あの時のわたしは どこにいったの

        同じでいたいけど、違っていたい

          TODOリストの裏側

          やらなきゃいけないことを いつものメモ帳に TODOリストをかいていく やらなきゃいけないことで埋め尽くされて 貴方が私の視界からぼやけていく ああ、もう貴方を想えていないのかな でも、今日はちょっと違うことを。 裏をめくってやりたいことリスト 貴方に会いたい 話がしたい 声が聴きたい 自然と貴方の顔が浮かんで 止まらなくなってほっとした 私はまだ貴方を想っている 想えているのだ

          TODOリストの裏側

          貴方を知るための誕生日プレゼント

          何が好きなのか 貴方の好みさえ知らない自分に気づく 何で幸せを感じるのか 何で喜ぶのか知らない自分に気づく 何かをしたいと願いながらも 何が最適解かわからない 昔聞いてたアンパンマンマーチを思い出す ーーーーー 何が君の幸せ 何をしてよろこぶ わからないままおわる そんなのはいやだ ーーーーー 誕生日プレゼントをあげたい 最悪の動機かもしれないけれど 貴方の幸せを知りたい そう思わせてくれた貴方の誕生日 誕生日って「貴方」をもう一度知るチャンスなのかも そんな図々しい思い

          貴方を知るための誕生日プレゼント

          身勝手な願い事

          心にうつりゆくよしなしごとを。 「落書き」とすることが自分の臆病さを物語っているけれど、なんでもデジタルタトゥーになってしまう世の中、それぐらいがちょうどいいと思う。 yu_cats様、画像お借りしました。 さて。まず最初の落書きを。 身勝手な願い事 何度も願った あの場所に誰かいてくれって 同時に誰もいないでほしいとも思う こんな自分を見られたくないから 見てほしくないから でも同時に見てほしい 自分の全部を見てほしいとも思う こんな自分を見せたら、嫌われてしまうだ

          身勝手な願い事