官民連携に疎い私が思うこと〜市民から行政のみなさんへのお願い〜

私は「地域活動・市民活動」というものに関わり出してから7~8年ほどになります。
3.11東日本大震災をきっかけに都内で遊ぶことをほとんどやめて、できれば自宅近くで知人友人をつくり、楽しいことをして遊びたい!何かあった時も助け合える仲間が欲しいな〜という思いで、地域で色々な企画(鹿手袋シカテカフェ、シカテ一畳マーケット、さとうさんち、浦和防祭連合など)を始めました。

その中で、ちょいちょいぶち当たる壁、行政・・・

相談に行ったのに、たらい回しにされたり、様々な理由をつけられ拒否られ、なんかモヤモヤ嫌な気持ちで窓口を後にする。

その度に

「嗚呼〜!もう絶対行政になんて頼らん!むしろ、邪魔!!」
「なんのための行政なんだ・・・謎すぎる。。。」

と思ってました。

でもここ最近、防災啓発活動を真面目にやり出したら、行政の方々との連携があった方が動きやすい。・・・と感じることがあり、やむなく(笑)お付き合いするようになりました。

お付き合いをしていく中で、色々と諸事情があっての今までの対応ということもわかってきました。
日々の業務のなか、クレーマー対応に必死で、本来の目的を達成できていないネガティブな感じも見受けられます。
それを踏まえて、民間・市民である私の立場から行政の方々にお伝えしたいことをまとめてみました!

よく行政の相談窓口で言われるのが「で、あなたたちは結局のところ活動資金が欲しいんでしょ?営利目的なんですよね?」みたいなこと。

違います。

私たちはそういうことを求めている訳ではありません。
むしろ、助成金や補助金を使わない方法があることを知っています。
クラウドファンディングやフレンドファンディング、寄付やボランティアなど、やり方は様々です。

ただし、任意団体・市民団体だから安価でできるとは思わないでください。
皆、自分の大事な時間を削って作り上げています。

行政の皆さんは、何故その仕事に就き、人生の大半を過ごしているのでしょうか?
「お給料が良いから!安定しているから!」という風な考え方の人も中にはいらっしゃると思いますが。。。(私的にはもうその考えは古風と思ってますが〜)
きっと「社会をもっと良くしたい」という気持ちが強い方が多いと考えています。
市民団体で活動している私たちもそうです。
なので、

活動が継続できる仕組みを一緒に考えて欲しいのです。

それは「お金」という解決方法じゃなく、物資や人材、そのほかにも色々なフォローの仕方があるはず。
その可能性がないか、常に探しています。

フォローの仕方として、行政の「後援」は大きな力になるのは事実
伝えたい人たちに伝えたい時の手段として、お手伝いしていただけるととても助かります。
何故ならば、地域での活動には「信用」がとても重要だからです。

例えば、別所沼公園防災ピクニックに関しては、公園を使用するのに民間利用(特に行商も伴う場合)ではNGで、さいたま市の後援が必要でした。
また、参加ターゲットが地域住民、とくにファミリー層などであったため、学校や幼稚園保育園に通う人たちにも周知したいという希望がありました。
さいたま市内の教育機関でのチラシ配布には、さいたま市や教育委員会の後援がないと難しい状況です。
そこで、さいたま市の後援を申請し、課題を解決しました。

企画の公共性を打ち出すということで、公共空間を活用した地域活動の開催ハードルが一気に下がる一方で、「ちゃんとやらないとな」という市民団体への責任感も増しますが、「しっかり認められているのだから頑張ろう!」というとても良いモチベーション維持にも繋がります。
良い意味でお互いが責任を持ち、緊張感も持って活動できます。

行政は縦割り。
勤めているご本人たちが一番よくわかっていることかと思います。
それが、市民を苦しめる理由の一つになっている・・・

なので、企画の通し方・順番・書類の作り方を教えて欲しいのです。
きっと初めての対応に戸惑うことやわからないことも出てくると思います。
実際に「できない理由探しに必死」な職員の方も良く見かけます。
それは非常に残念です。
なので私は諦めずに「じゃあ、こういったやり方ではどうですか?」と「できる理由が見つかる」ような提案や相談をするように心がけるようになりました。

最短距離でゴールを目指すことは、お互いにとって決して悪いことではないと考えます。
また、スピード感があるのとないのとでは全然違うので、

できない理由探しに時間をかけるのではなく、できるようにする努力を市民と一緒にやって欲しいです。


ただし、本当に無理な場合は正直にできない!とすぐに言ってくださいね。
お互い時間は大事ですから!!^^


上記全てのためには、

まずしっかり市民の話を聞いて欲しいのです。

お互いの信用問題に関わることなので、日頃からの情報交換や、話し合う時間を大切にしてください。
また、気軽に相談できる雰囲気づくりも重要です。

役所の重苦しい空気や、
「うわ!なんか面倒な人来たなぁ」はとても伝わります・・・汗
(私はめげずに突撃しましたが!笑)

そこで、もう一度問います。

行政の皆さんは、何故その仕事に就き、人生の大半を過ごしているのでしょうか?


多様な価値観や生き方を求められている今、様々な立場から多くの意見が出て来ていて、今までとは違った「やりづらさ」を感じている人も少なくないと思います。
結果的に求められることが多くなり、負担をしいられ、責任の所在を見つけ逃れるのに必死になり、本来の目的を失ったまま遂行しなければならないことも社会には多く存在しているような気もします。

それは本当に辛い!!!勿体無い!!

なので、お互いのできること・やりたいことを生かし無理せずバランスを取りながら行政も民間もうまく社会を作っていくことができたら良いなと思います。

「官民連携」という言葉はちょっと難しいイメージもしますが、そんなことはないんじゃないか。
だって、みんな私たち「人間」がやってることなんですもの。


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佐藤真実 | コミュニティアーティスト

さいたま市南区鹿手袋を中心に、広告グラフィックデザインを飯の種にしながら、イベントなどを企画するシカ(仕掛)け人。コミュニティアーティスト&防災士です。

コミュニティアーティストの想い

コミュニティアーティスト佐藤真実の想いをまとめてます!
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