8月の夏季休暇以降

社内的に少しありました。

去年…一昨年ですか、
パートさんという形でご縁あって
働いてくださっていた
「ハラダさん」
という女性スタッフ。

平日にお越しになるお客様には
ご存知の方も多いと思いますが、
この程このハラダさんが退社する
事になりまして…。

本当にショック、残念で。
僕だけじゃなく多分全員。

そのくらい素晴らしい人でした。

クルマのことは完全素人でいて
飛び込んできてくれて、
そこまで得意ではないと言っていた
パソコンもどんどん克服して。

何より人柄が素晴らしくて
特にハセガワさんとはすごく
打ち解けていて、
なにしろくだける時には明るくて
雰囲気もずいぶん変わって。

夏休みの直前にですね？

みんなを誘ったんです、
みんなで飲みに行かない？と。
こんな時代なんでだいぶ気を遣って
恐る恐る…💦

そしたら基本みんなお酒好きな事もあって、
全員来てくれると😊
中でもハラダさん
すごーく楽しみにしてました。

ところがその2日前、

「スミマセンぎっくり腰で…」

とハラダさん。

それでも痛そうにして出社して
きていたんですよ。
だからさすがに家族の事もあるし
夏休み前だし、

「明日の会はやめておいたら？」

と言ったんですね。

そしたら

「なんでそんな事…
それだけを楽しみにしてきたのに」

と涙目で（笑いながら）
言われてしまって
それで終わった会話。

何も知らずに会社はそのまま
夏休みへ。

思えば僕はこれがハラダさんとの
最後の会話になったんですよね…😢

当日連絡があり、
やはり腰の状態が悪く悪化して
「今日休ませてください」
と会社に連絡があって、
そのまま飲み会も欠席になり。

それでもその席では
ハラダさんの話題も出たりして

「あんなに来たがってたのにねー🤣」

なんでネタになっていた…。

実はこれ、
ぎっくり腰なんかじゃなく
重い病気でした。

夏休みが明けてその状況を
ハセガワさん経由で聞いた自分は
信じられない…という心境。

ハセガワさんも相当に落ち込み、
むしろ僕なんかよりも遥かに
ショックだろうなと。

2ヶ月でも3ヶ月でも、それ以上でも
わからないけど
休職で良いじゃない？と。
パートさんかもしれないけど給与の
何%かでもなんとか捻出して
バックアップしてあげたい想い。

そのくらい貢献してくれたハラダさん…
嫌な顔なんて一切しない、
とにかく会社のためになんでもやる！
特にハセガワさんを支えるためなら
まずとにかくやる！

…っていう姿をいつも見てましたので。

でも、

そんな風に会社にぶら下がって
迷惑かけるような形は…
と意思が固くて。

「治療に専念します」

と本人から直接言われて
それ以上何も言えなくて。

ハラダさんが一番悔しいだろうね…きっと
とも思いましたし。

本当に年末の大掃除だって
気合い全開で来てくれましたり、
よく笑う人でしたね。

僕自身は会話することは日常
少なかったんですが、
女性陣はとにかく楽しそうで🏓

"ハラダさんが辞める"

という事実はハセガワさんのみに
伝えて、
周りのショックを最小にするため
切り出すタイミングを図りました…。

そんな折、
もう1人やっぱり2年以上一緒に
仕事してくれていた女性スタッフの
「カドタニさん」も

「辞めさせて欲しい…」

と😱

どうしてこんなに上手く行って
楽しい雰囲気だったのに…
突然同時に2人も！？

…の想い。

やはりいつまでもそんな恵まれた
環境は続かないのか…？

カドタニさんはまだ20代半ば、
思えば最初の面接の時…
2年以上前ですが、
その時から明確に言っていた

「トラックに乗って仕事したい」

と😳

若い、言ったら女の子から
飛び出す発言に耳を疑ったものですが、

「そのために貯金したい」

と彼女。

定職に就くと突然やってくるかもしれない
夢を叶えるチャンスを逃すかもしれない、
だから実入りは少し悪くてもパートで
頑張って貯金します！

というのが最初でした。

そんなカドタニさん、
資金目処がようやく立ち
ここでいよいよ夢に向かって
行動をおこす！というもの。

若いのに、それも女性でいて
男社会に飛び込もうなんて
素晴らしいじゃない？
もらい泣きしそうなほど…。

ただ、

なんで今なのよ😱💦

というのは心の本音。

若者が進む道を遮るなんて
絶対あってはならない。

だから考えた末、
ハラダさんの事実を話しまして…。

すぐに会社は欠員の補充のために
動く事を約束した上、
新しい人が来て引き継ぎ等が
出来るまでは引っ張れないかな？と。

そこは重々わかってくれていたみたいで
快諾してくれて。
それよりもやっぱりハラダさんの事
ショックだったみたい。
だよね…

そして！

くよくよしても始まらん！

という事で行動を開始。
毎日毎日「面接」「メール応対」
の日を送っています💦

新しく来てくれる人には失礼だけど、
本当に今どき心あるとても感謝すべき
2人の後釜…

なかなかそんな上手い事行く人も
いないよなぁ…

と半ば絶望感もあり。

この2年で深まった信頼感とか
仲間意識とかですね…
本当にやるせない心境で。

面接苦手…😩

そんな中、見かねてハセガワさんが
対応してくれましたら…

まぁ！会話の弾む事😳❗️

話す人間で
こんなに空気違うんかよ…
と衝撃でして。

で、

そんな日を数日過ごしていると
昨日カドタニさんから

「社長少しよろしいですか…？」

と。

な、なに😳⁉️いーよ💦

と彼女の話を聞くと…

「辞めるのを止めたいです。」

という趣旨の言葉で😳❗️

2年以上で初めてかな、
2人でゆっくり話しまして。
いつもこういう話は全部ハセガワさん
でしたので😅

きっと色んな光景を見ていて
思うところがあったのか…？
若い子に気を遣わせてしまったかも
と思いつつ。

すごく会社を
「良い会社」で「良い人達」
と思ってくれてる事を
一生懸命伝えてくれて…。

「本当は辞めたくない」

と言ってくれましてね。

正直一連の流れを通じて見ると
涙出るほど嬉しかった（こらえた）。

彼女も迷っているみたいでした、
若いし、周りの変化もあるし。
友達から置いていかれるような？

自分だけこんな風で良いんだろうか？
とか…。

僕は僕の拙い経験でしか
話してあげれないんだけど…
そんな話を僕にしてくれたことが
とても嬉しかった。

だから、
彼女の夢でもあるし
せっかく貯金も貯めたんだから

「大型免許だけチャレンジしたら？」

と。

会社は合宿で数週間なら
大丈夫だからと。
それでまずは「前進」を感じてみたら？

大型の免許を実際手にしたら
何か変わるかもしれないよ？
自分で貯金したお金で取得した免許の
価値はきっと計り知れない
と思って。

そしたら彼女

ニッコリ😊

笑って
「良いんですか？そんなの😳」
と。

良いよ良いよ、
それがきっと今まで小石を積み上げて
作り上げた「信頼」なんだよ？

という話になりました。

それに大型免許、
まだ人生長いじゃない？俺と違って😱

きっといつか絶対役に立つよ！

てなわけで、…

ざっくりと、
でも長文になってしまったけど💦

一月半くらいのうち
そんな様々な出来事がありました。

みんな最初は「ど素人」。

けど…
色々経験して時間を積んでいくうち
みんながGrazioを好きになってくれて。

やっぱり人なんだろうね。

クオリティもセンスも、
価格も写真も打ち出しも大事。
けど、

それだけじゃ会社に魅力は出ない

という事かなぁと。

時にクルマの素人集団でも
ブランド愛で一致団結している方が

全然強い

ケースもあるんだぞ！と。

みんながきっと僕なんかの姿勢を
じっと見てる。
お客様と何を話しているか？
どんな対応をしているか？

それでお客様はどんな風になってるか。

そういう実例を数々見ていて
この会社が正しいか、正しくないかを
噛み分けることならクルマに無知でも
誰でもみんな出来る。

まずその関係ができて
そういう気持ちになって、
それから初めてハリアーはどう
クラウンはどう…
と覚えれば良いの😊

クルマに無知な女性2人、
それと叩き上げで這い上がったハセガワさん…
どんなに苦しくても根を上げない。
笑顔で明るく一変させる力。

ハセガワさん筆頭にこの3人の女性に
とんでもなく救われた思い。

ハラダさんは辞めてしまったけど
本当に感謝してる。

いつもハセガワさんの言う事ばかりに
忠実な女性陣…
でもそれで良いのかも。

ハセガワさん、いつもみんなの
話聞いてあげてる。

お誕生日とかにはいつも何かしてる。
そりゃハセガワさんの方が圧倒的に
大事だ🥵

また新たな人を…
というのは不安もあるんだけど、
きっとみんななら問題ないかも。

僕が延々と86…プリウス…😩💦

とやっていられるのも
そんなみんなのおかげ。
オオタケさんもね🤣

オオタケさんなんて扱い「俺以下」だからね？
言っとくけど。

なんとなくなんですが…

なんか珍しく身の回りのことを
書いてみる気になりました…。

さぁ！
新しい人！

よっしゃこい🤣🎊

まだ誰かわかんないけど💦

END