小35月特別支援学校に転籍

小3 5月 特別支援学校に転籍する

もう疲れた

小2の9月ごろから本格化してきた不登校、1月からは完全不登校、学校とのやり取りや周りの目、市の教育サポートセンターといった支援機関の対応などに傷つき、ボロボロになった私は、我が子との二人っきりの生活を続けていくうちにどんどん病んでいきました。

生きがいになるはずだった仕事はクビになり、仕事を探すこともできないというのもこたえましたね。

元々、不安神経症、強迫神経症、うつ傾向(あとで発達障害の2次障害と判明)を持ち20代前半からずっと通院している私。普通の人でさえ病んでいくこの状況に耐えられるはずもなく、「死にたい」とばかり考え、自殺するシーンやそのあとのことをぼんやりと思い浮かべることが増えていきました。

そんな考えから逃れるようにゲームにどんどんハマるように。
「ゲームの世界は誰も私を責めないから好き」という私に、娘は「私がいなかったらいいのに。私がこんな風になったから、ママはおばあちゃんや近所の人にいろいろ言われるんだ」といいました。

一時保護か支援学校か

そんな追い込まれた私に、娘の主治医は「児童福祉施設に一時保護してもらった方がいいのでは?」といいました。「一時期離れてお互いに冷静になったらまた見えてくるものもありますよ」って。
いまではそれもアリだったかもと思いますが、あの時は「一時保護だけは嫌だ!」って思いこんでいたのですよね。

もう一つの提案は、「特別支援学校に転籍して訪問指導を受ける。そのために入院する」というものでした。
病弱児のための支援学校というのがあって、病気やけがの子が対象になります。

知的障害や身体障害のための市立の支援学校と違い、府立の支援学校に住んでいるところによって振り分けられます。
訪問指導というのは、院内学級がない病院に入院している子や(娘の病院も院内学級はありません)、自宅療養していて学校に通えない子(その中に不登校児もいれているようです)のもとに、支援学校の先生が週3回1回2時間訪問して、勉強を教える制度です。
この制度を受けるためには、入院している事実と、支援学校に転籍(つまり転校すること)することが必要です。
費用は無料です。

娘の場合、もともと通っていた小学校(原籍校)から籍は抜けましたが、いつか復帰することが前提なので、転校したことは教員にしか知らされず、当番表や名札などすべてそのままの状態になっていました。

結局、特別支援学校の方を選び、親子で3週間、入院することになりました。

特別支援学校の先生とご対面

入院した翌日には特別支援学校の先生が来て、書類にいろいろ書いたり、説明を聞いたりして転入手続きをとりました。
担任の先生は50くらいのちょっとロッテンマイヤーさんをさばけさせたような雰囲気の先生。なんかちょっと怖そう。

その翌日にはさっそく先生とカンファレンス室で30分勉強。
この病院には院内学級はないので、先生が個別に生徒を訪問してこういう部屋を借りて勉強します。
その日は娘もおとなしく勉強して、そのあと看護学生さんと九九カード作りをしていました。

週末は外泊です。
大好きな友達と土日遊んで日曜日の夜に二人で病院に戻りました。
さて、次の週から本格的な訪問指導が始まりますがどうなったのか?
<つづく>
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