小32学期力尽きた娘

小3 2学期 力尽きた娘

また学校へ行けなくなった

8月の終わりの登校日と始業式には出席した娘。そのときは帰ってきて友達と遊んでといつも通りに見えました。
ただ始業式の日の夜、「疲れた」と風呂に入って珍しく私に「頭洗って」とねだってきたのです。それから布団にさっさともぐりこみ私のマッサージで寝付いた娘は、ひどく疲れているように見えました。

始業式の次の日から、娘は「しんどい」と学校へ行かなくなりました。
「身体を、学校行きたくないと押さえつけられてるようだ」
そういう娘に、「学校行かへんのは悪いことじゃない。でもママはがっかりしてしまったんや」とひどい言葉を吐いてしまいました。
突然学校に行かなくなった娘に、原籍校(もともと通っている小学校)の担任の先生も原因が分からずに困っている様子。

9月6日には起きて着替えながら「今日誰か来る?」と聞いてきたので、「支援学校の先生が来るよ」といったら学校に行った娘。
支援学校の先生は一歩遅れて迎えに来て、先に行った娘を追いかけていき、「学校で校長や担任と話した」とまた家に報告に来ました。

そして8日が娘が小学校に出席した最後の日となりました。

その日は「今日は3時間目から行く」というので教室まで送っていきました。放課後、うちで友達と遊んでいるとき真っ白な生活頑張り表を友達に見られて、くしゃくしゃにして別室でいじけていたのが悲しげで。
体調も悪く、もともと弱い気管支がやられているようでした。

次の日、支援学校の先生が自宅に訪ねてきましたが、布団で秘密基地を作って出てきません。あきらめて出てきたら、私は決まりのため外出しなければなりません。それから勉強にかかるのに30分要したらしく、私が帰ってきたら布団基地に行って泣いてしまいました。

娘の身体が悲鳴を上げだした

娘は、寝るときひどく咳き込み、かゆみも訴えるようになっていました。

そんな中でも支援学校の訪問指導は続きます。
その日は私も寝込んでいて外出できなかったのですが、ビーズアートで遊びながら先生が娘に学校に行けない理由を問い詰めているのが聞こえてきました。
咳き込みはますますひどくなり、夜も眠れなかったり、咳こんで夜中に目を覚ますようになっていました。
病院では、持病のぜんそく様気管支炎と診断されました。

その頃の娘の言葉です。
「明日休むと誰かにいいかげんに来んかいと怒られるような気がする」
「なんか学校行きたくない。(どうして?って聞かれたら)悲しい気持ちになる。ゲームしたいけど、ゲームしたいからじゃない」

そして昼夜逆転するようになりました。

心も疲れ切っている

私が先に寝ると「さみしい」と泣きついてきて、「眠れない」とマッサージをねだったり、なかなか寝付けずやっと眠れたと思ったら、すくっと立ち上がり、何か焦ったようなそれでいて無表情な顔をしてじっとしていたりと異様な行動がみられるなった娘。
こうした夜中に起き上って追いつめられたような顔をして一点を見つめていたり、何かを探したりする症状は、この先も学校から何か働きかけがあったときによく出るようになりました。その時のことは本人は全く覚えていません。

のちに主治医から「それは娘さんみたいな子どもにはよく見られる症状なので心配することはありません」と聞かされるのですが。

そんなとき決定的な事件は起こったのです。

<つづく>
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