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すっかりミツマタ推し

お花が一斉に咲き始める季節。
春はやっぱりウキウキしますよね。
(花粉の野郎問題を除けばですけど)

そして春の代表の花といえばやっぱり
桜ですよね。最近では至る所に早咲き
の桜が植えられ、早くから春を感じる
ようになりました。

でもこの春、
私は出会ってしまったのです。
"ミツマタ"に!ミツマタ抜きに
春の花を語れぬほど、私のお気に入り
の花になりました。

ミツマタの花はもちろん花卉市場でも
流通しているので知ってはいたんですが私は使ったことがなく馴染みがなくて。

なので、私の中の"ミツマタ"といえば
ずっと"晒しミツマタ"でした。

無惨にも、というか
皮を剥ぎ取られ漂白された枝(苦笑)。
この枝は生け花でもアレンジメント
でも非常によく使われる資材です。
我が家にもストックがあります。

そして皮を剥ぎ取られる前の姿が
こちらです↓。

なんてかわいいの!
花をクローズアップして見ても
もちろん凄くかわいいのだけども
群生してる様がとても素敵なのです。

ご覧くだされ。
フワーっと斜面がクリーム色に覆われ
それはそれは素敵なんです。 ぜひに
「ミツマタ 群生」でググって!
私の撮影能力の低さ…(呪)

それでですね、こんな素敵なのに
この公園が、全然宣伝してないのです!
(ちなみに神奈川七沢森林公園です。)
なんなら淡い色だったためかみんなは
遠目に見て素通り!よく見て!
めっちゃ素敵すぎるのに!!

あーもったいないもったいない。
ミツマタ本当に素敵。春を告げる花
って色々あるけどミツマタが私の中に
強烈にインプットされた春でした。

そこでミツマタの群生地。
関東にあるかなーと調べてみました。
栃木の茂木町と群馬の桐生市でも
見られるようです。

ミツマタは枝が三股に分かれて花が
付いていることが名の由来なのですが
日本紙幣の原料だって知ってました?

木の皮は和紙の原料として古くから用いられてきたそうですが、本当は他の木皮の方が丈夫な紙ができるそう。

だけどミツマタの方が育てやすいこと
から、製造法に改良が加えられ紙幣に
使われるようになったそう。

つまり、ミツマタって育てやすい。
三重県にあるミツマタの群生地は
山林間伐が行われたら、元々自生して
いたミツマタが一気に広がったそう。
林間でも育つんですね。これ利用できる
地方とかいっぱいありそう。

色んな場所で群生させてほしい!
と願う私は、ミツマタの虜になった
結果、ミツマタにすっかり感情移入して
しまい今後あまり晒しミツマタ使いたく
なくなりました(苦笑)。

春は花がたくさんで楽しいですね。
レッスンでも春の花を使いたいな
と思います。

(﹡´◡`﹡ )

#エッセイ
#春 #お花
#ミツマタ
#最高にかわいい


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