【MINI車中泊旅 #8-DAY2】飛騨の小京都・高山から、世界遺産・白川郷へ。
11月中旬。3泊4日の行程で、上高地〜高山〜白川郷を中心に巡る、今回の車中泊の旅。1日目 → https://note.com/greenfuse/n/nf77094838967
高山市内の中心部から徒歩20分ほどの距離にある銭湯『鷹の湯』さんの駐車スペースで車中泊をさせていただいた翌日、2日目の朝。明け方、車内は4℃まで下がったけど、電気毛布と新調した厚手のフリース生地の寝袋を掛け布団代わりに。寒さはまったく問題なし。
車内でコーヒーを飲んでから。クルマは鷹の湯さんのご好意で13:00まで駐車OKということで、そのまま停めさせていただき。2日目の午前中は、気の向くまま、歩きながらの、高山市内散策。
最初に向かったのは、早朝から営業している『かじ橋食堂』。庶民的で、アットホームな雰囲気の店内。
シンプルだけど、店主の温もりが感じられる「朝定食」で腹ごしらえしてから、
宮川朝市で物色。
飛騨牛コロッケを頬張りながら、国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「古い町並」をのんびりと。
奥さんへの土産（お酒）を買いつつ、
陣屋前朝市と、
高山陣屋へ。
昨日の上高地と同じく、ここ高山市内も。見かける観光客の、8割以上、いや9割以上か … と思うくらいに、ガイコク人ばかり。しかもアジア系だけでなく、欧米人が多いことにも驚き。
そんな、日本とはいえ、ガイコク人ばかりが行き交う異国情緒も相まってか。タイムスリップしたかのような風情あふれる町並みが、どこか、不思議な空間に映る感覚が。。
散策を終え、鷹の湯さんに戻り、クルマで高山市内を一望できる『アルプス展望公園 スカイパーク』へ。公園には、無料の、広い駐車スペースが。24時間開放されており、公共トイレも併設。「静かで、フラットな駐車スペース。眺望も抜群。次回高山に車中泊で来ることがあったら、ここでもいいなぁ」なんて思いながら、公園を後に。近くに見つけたスーパーマーケットで今夜の食料等を買ってから、次の目的地、世界遺産・白川郷へ向かう。
高山市内から白川郷までは、一般道を通りながらのゆったりドライブだと、およそ1時間30分ほど。
途中で見つけた蕎麦屋で少し遅い時間のランチをとって、
今晩お世話になる『道の駅 白川郷』へ。寝床の目処＝駐車スペースを確認してから、併設されている「合掌ミュージアム」を覗いて、土産処で白川郷のお米を使った「白川郷ビール」を購入。
時刻は16:00頃。実際に集落を歩くのは明日に備えて。まだ陽もあったので、クルマで合掌造り集落を一望できる『荻町城跡展望台』と『城山天守閣』へ。
写真では幾度となく見たことのある、この景観を。自分の目で、実際に、前にして。
ずっと来たかった白川郷。日本の全都道府県を自力で走破したとはいえ、まだまだ行ったことのない／行ってみたいトコロは数限りなくあって。ようやく、そのうちのひとつ、白川郷に来ることができたという。感慨深い、嬉しさが、じわーっと込み上げてきた。
心ゆくまで景色を愉しんだ後。今日の疲れを癒すため、集落の外れ、バスターミナルの近くにある『天然温泉 白川郷の湯』へ。訪れた時間帯は、ぼく以外、誰も入浴客がいないという、ひとりだけの贅沢な湯。陽が暮れるまで、ゆーっくり、温泉を堪能して、
あらためて『道の駅 白川郷』に。繁忙期は、きっとたくさんの車中泊のクルマで賑わうのだろうけれど。11月中旬の平日。広い駐車スペースに、停まっているクルマは5台ほど。国道156号線沿い。通り過ぎる乗用車やトラックの音をときどき耳に。Spotifyでお気に入りの音楽をランダムに聴きながら、まずはコーヒーを淹れてまったりと。
夕飯は、高山からの道中に寄った『道の駅 ななもり清見』、そこで見つけた飛騨牛の牛すじを煮込んだカレーをメインに。
「レトルト亭」でカレーを、ホットサンドメーカーでパックご飯を温めて。飛騨牛の牛すじカレー、具の量もたっぷりあって、満足いく美味しさでした！
夕食後は、白川郷ビールを呑みながら、NetflixやYouTubeを観たり、明日の行程を考えたり。就寝前の車内の気温は12℃ほど。フリース素材の上下セットに、同じくフリース生地の寝袋に包まっていれば、寒さは問題なし。ビームヒーターを持ってきたものの、前日の高山といい、この日の白川郷といい、残念ながら（？）今回の旅では出る幕ナシ、と。
翌3日目は、急ぐ予定もないので。睡魔が襲ってくるまで、時間を気にせず、ひとり至福の時間を深夜までーー。3日目に続きます → https://note.com/greenfuse/n/n804902eaf541この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？