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41.東京都018サポート申請に関するTips

※この記事は、申請開始直後の2023年9月22日に記載したものです。その後、本記事で書いたようなことがさすがにヤバいと思ったのか、018サポート申請画面も改良されて分かりやすくなっているようです。なので、ここに書かれた注意事項は現在では当てはまらないものもあるかもしれませんのでご注意ください。
申請開始直後に申請した者の嘆きとしてお読みください。。


東京都のばらまき政策(?)、始まりましたね。
最大65000円が支給されるようです。これは申請しない手はありません。

ただ、これ申請したのですが、「めちゃくちゃ」申請手続きフローがセンスないです!!!
私でかかった時間は1時間くらいかな?
しかもたまたま住民票があったり、たまたまパスポートがあったりしたおかげで+αの時間を取られませんでしたが、これ自宅に持っていない人は、書類を取り寄せるところからやらないとだから、めちゃくちゃ大変だと思います。。。


そこで、私が申請して思ったこと、「これ知ってればよかった」というようなことを書き連ねます。少しでも参考になれば幸いです。

■1
最初にメールアドレスを登録するんだけど、これは親のメアド1つでOK。


子供が複数いる場合、それぞれの子どものメアド持ってない・・!子供のメアド作るところから始めなきゃいけない?!と思いましたが、
結論、親が普段使っているメアド1つでOKです。
後から分かりますが、親(申請者)のマイページ上で、複数の子ども情報を登録する感じです。


■2
最初に本人確認書類をアップロードするんだけれど、これは子供ではなくて親(申請者)の本人確認書類です!!!


選択肢に運転免許証とか書いてあったから変だなと思いつつ、私は最初子供の保険証とかアップしちゃってて、途中で間違いに気づいて全部やり直しました。。。

■3
本人確認でマイナンバーカードを使ったアプリ認証しようとしても、マイナンバーに紐づけた英語+数字のパスワード設定していないと使えない!!!


私は結局このパスワードが分からず(そもそも上記の通り子供のマイナンバーカード(子供のマイナンバーカードには英語+数字のパスワード設定は不要だと区役所の人に言われていた。)だと思っていたこともあり)、アプリによる認証は諦めて、本人確認書類写真のアップロードの方法を取りました。


■4
申請者の名前を入力するときに、姓と名前の間に、iPhoneでは容易に入力できない「全角スペース」を要求される!!!!


もうこれ、ほんとセンスないです。
申請フローのユーザーテストとかやらなかったのかな。
仕事できない人がやった仕事としか思えないです。(申請入力がストレスフルすぎて、もはやこのあたり怒りと化してきている。)

「 ■」←■の前は全角スペースですので、もしよろしければコピペしてお使いください。。。


■5
本人確認書類でマスキングを要求されるんだけど、どこをマスキングしたらいいのか、イマイチよく分からない!!


なぜか保険証は「個人番号マスキングしてください」とか、
住民票は「マイナンバーはマスキングしてください」とか書いてあるんですが、
パスポートとか、免許証の番号とかは特に書いていないんですよね。

マスキングしなくてもいいのか、
マスキングしてはいけないのか
区別がよく判らなくて、

多分マイナンバーとかは機密性が高すぎるとか、個人情報保護法上受け取ったりサーバー上にデータ保管してはいけないとかなんだろうけど、パスポート番号や免許証番号はいいの?!って思われて、
万が一漏洩とかあったら怖いなと思った次第でした。

ただ、「マスキングしてください」とは書いていないので、マスキングしたことでかえって書類不備になっては困ると思ったので、マスキングせずに送りましたが・・・不安で怖いです。(申請者がやるべきことを択一的に判断させるようにできていないフローというだけで、もう最悪ということがお分かりいただけると思います。。)

■6
住民票の有効期限についても言及がなく、有効なのかイマイチ分からないまま提出・・!


一応他のサイトとかでは住民票に有効期限というものはないが、大概提出先の方で「○カ月以内に取得したもの」という指定がつくそうです。
・・・今回の申請、何も書いてない。。
何十年も前の住民票でも理論上はよいということですよね・・?
もうロジセンスがヤバいです。。。

きっと後から「○カ月以内のものじゃないとだめです、再提出してください」とか言われる人も出てくるんだろうな。。。(一応我が家はたまたま数か月前に取得したものがあったんですが。)

■7
「対象者区分」が意味不明!!!!


申請の途中で、「対象者区分」を入力するところがあるんです。
でも、選択肢のバーは出てこない仕様になっていて、選択しようがない。
「対象者区分はこちらで確認」みたいなことで下記サイトに飛ばされるのですが、

着地先では
「必要書類・申請方法を確認」ボタンしかなく、
「対象者区分を確認」とは書いていない。(=対象者区分を確認できるとはまさか思えない。)

これ、正解は、「必要書類・申請方法を確認」ボタンを押して、質問に答えていくと、A23-1とかA27-1とか番号が出てくるので、それをコピペして、元の画面に入力すると、区分が設定できます。(大変大変分かりにくい!!!!)


・・・多分以上かな、「申請フローひどいな」と思った事項は。

全部で1時間くらいかかったので、それでも最大時給65000円と考えたら、補助金いただけるだけでもありがたい話ではあるんだが、
それにしても、申請フローがこんなに分かりにくくて、やりにくくて。。。
多分この事業を担当している都職員・部署は、
「お金あげるからいいじゃん」と思っていて、
「都民(しかも忙しく家事育児仕事してちゃんと税金納めている&人口減少にも歯止めをかけている、納税者のママパパさんたち)の時間を奪っている」
という概念がないのでしょうね。

絶対業務委託に投げておしまいだろうから、委託時に要件とかチェックしてないんだろうな。。。
(ユーザーテストを都職員が確認してOKがでたフローを採用すること、などを契約条項に入れておくなど、いくらでも方法はあったと思います。)

さっそく委託先が018チラシの誤送付を起こしていて、やっぱりなと思いました。

この文面見ても
「委託先がやらかしました」
「システムの不具合でした」(←あくまで人が間違えたんじゃないんです感を出しているけど、システムの設定するのは人でしょ、と思ってしまいます。。)
「個人情報の流出とかじゃないんです」
みたいな言い訳がましさが伝わってきますが、
ものすごい昔はあこがれの職業だった地方公務員が、ホント仕事のできない人たちの集まりになってしまったんだろうかと、心底悲しくなります。。。

教員の量と質低下も叫ばれているけれど、問題の根っこは同じなのかな。。。


とにかくバラマキでも、もらえるお金はもらった方がよいという考えの方は、申請期限以内までに頑張って申請しましょう。

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