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【折々のギフト 令和5年5月号】初夏のギフト

2023年4月〜6月の3ヶ月間は、本記事を一般公開させていただきます。
7月からGRIメンバーズ限定コンテンツとなりますので、
公開されるのは一部のみです。

夏の衣替えの時期となりました。
学生時代は6月1日が上着を脱いで登校ができる日でした。デパート勤めになって、売場に立てるようになってからはスーツが必須になりました。紳士服の売場では、商品を売る為に、寒さに負けず2月から春夏物を着用します。さすがに紳士服担当では無いので、いつ季節をチェンジしたらいいかを紳士服のバイヤーに尋ねました。おおむね夏は5月5日、冬は10月10日にすれば良いとアドバイスを受けました。以来、GWに入る前に冬服をしまい、夏の準備をします。今から20年前の話なので、最近の気温上昇では4月に入ると準備を始めます。このまま温暖化が進めば3月3日と11月3日が境になるかもしれません。それでもシーズンを感じることは大切だと思います。レディースは、ファッションをコーディネート出来る多様性があるので臨機応変に楽しむことが出来ます。メンズにもその波は来ているような気がします。

さて初夏というのは、4月から5月、6月の初旬までの爽やかな季節です。
ギフトシーンで捉えると、新入学、新生活、GW帰省・お土産、母の日でしょうか。そして母の日が過ぎるとギフトはお中元まで小康状態になります。
ギフトも夏に向けての衣替えの時期です。衣料品、化粧品に限らず、食・住でも素材や用途、デザインが変わります。食では飲料品や冷菓がクローズアップされ、リビングではガラス製品や竹製品、石鹸など夏の生活に対応した商品がギフトになって前面に展開されます。

夏を先取りした「初夏のギフト」はお中元前に贈り物をする好機かもしれません。親しい方、お世話になっている方への贈り物として、シーズンが感じられる商品を選ぶ楽しみがあります。季節商品も有りですが、ジャムのような加工された日持ちできる食品(瓶モノ)も有りかと思います。お返しを求めない感謝のギフトのタイミングはそうそうありません。
例えば、初夏にジャムを贈る、調味料を贈る、石鹼を贈るなど保存が可能な商品を毎年お届けするのはいかがでしょうか。同じものがサブスクリプションされて、「見返りを求め無い季節のギフト」はポストお中元お歳暮にとって代わるかもしれません。

ギフトを創意工夫するのも贈り物相談室です。

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