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バレンタインといえば「チョコ」と思われる方が多いと思います。
本日はバレンタインの歴史について触れたいと思います。
バレンタインの歴史は古代にまで遡ります、

古代ローマ帝国ではキリスト教は皇帝によって弾圧されていた。
特にローマ軍の兵士がキリスト教徒の女性と結婚することは禁じられていた。ところが、ここにバレンチヌス(バレンタイン)というキリスト教の司祭がいて、ひそかにキリスト教の司祭がいて、密かにキリスト教徒の女性とローマ軍兵士のカップルの結婚式をとりおこなっていた。
このためバレンチㇴス司祭は、皇帝によって処刑される。
愛する男女のために命がけで結婚式を行ったバレンチヌスは、キリスト教が公認された後に聖人の一人に加えられ、彼が処刑された2月24日は、聖バレンタインデーと呼ばれるようになる。現在でもイタリアのテルニ市には、聖バレンチノ教会が建っていて、毎年2月14日には「聖バレンチノ祭」が盛大に行われ、ミサに参列した大勢の市民が互いに贈り物を交換したとのことである。
キリスト教の国々では、この日、クリスマスカードならぬバレンタインカードにプロポーズの言葉を書いて、相手の家の戸口に置くと恋愛が成就するといわれていた。アメリカでも、カードに、花や香水やお菓子などの贈り物を添えてプレゼントする習慣があったが、それが日本ではチョコレートということになった。日本でチョコレートを贈るようになったのは、チョコレートメーカーがキャンペーンを行ったからだといわれてる。
日本では1936年に、神戸のチョコレートメーカーが新聞に「バレンタインデーの贈り物にはチョコレート」という広告を出したのが最初といわれてる。
そして1958年、別のチョコレートメーカーが東京のデパートでバレンタインセールを行いチョコレートを女性から男性に贈るというブームを巻き起こした。

【チョコレートの豆知識】
日本で、チョコレートといえば、お菓子のことをさすが、厳密にはカカオという樹木の種子を粉にしたもの、あるいはそれを原料にした飲み物をチョコレートと呼ぶ。
元々は南アフリカの原住民の食べ物だったものを、16世紀のはじめ、この地を侵略したスペイン人によって本国に伝えられ、17世紀にはヨーロッパ中に広まった。1828年になって、オランダでカカオの粉末から脂肪分を減らし、水や牛乳に溶けやすくしたココアが発明され世界中に普及する。
お菓子のチョコレートが発明されたのがいつなのかははっきりしないが、1700年代には砂糖を混ぜた練り物のチョコ菓子が、ヨーロッパで出回った。ミルクチョコレートがスイスで開発されたのは1876年で、ココアが発明されてから半世紀後のことである。
日本では、明治時代のはじめに東京のお菓子屋が「貯古齢糖(チョコレイトウ)というネーミングで、チョコ菓子の製造販売をはじめている。板チョコの製造販売は、明治末年の1909年のことで、そのころから日本では、チョコといえばお菓子を指すようになりました。

改めて考えるとチョコレートは奥深いですね。

本日はお読み頂きありがとうございます。

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