Grin@みどり

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Grin@みどり

ヒーリングアルパ(ハープ)奏者 幸せ講座講師 FMらら パーソナリティー ラフターヨガティーチャー ラフターアンバサダーぎふ笑いヨガクラブ代表 ほめ達認定講師ピアノ ハープ ヴォイトレ講師 GRIN(グリン)こと大川実音吏(おおかわみどり)です。

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12年も続けているのに それでも不安になるとき

こんばんは。今日もお疲れ様でした。 何事もなく、いつもどおりが、いちばん幸せだなぁと思う夜です。 今日も、ラジオの生放送でした。ラジオのお仕事をするようになって気がつけば12年。あっと言う間の楽しい12年だったのですが、それでも、時々、『今日の放送は、早口じゃ無かったかな?』『情報量は多すぎ無かっただろうか?』『意味はちゃんと伝わったかな?』『滑舌はどうだっただろう?聞き取りにくく無かっただろうか?』『言い間違えていなかったかな?』と、不安になることが有ります。 「みど

    • 母なる海が よせておいてくれるもの

      『よせておいたよ』 母なる海が言う。 『ありがとう、ここまでよせておいてくれて』 波打ち際に、まるでまっすぐに整列できない子どもたちのように、蛇行して、じっとしているそのコたち。 長旅、お疲れさま。よくたどり着いたね。 今がチャンスだ!今拾わなければ、また母なる海に帰っていってしまう。 滞在時間は、引き潮の時間のみ。 あまりの多さに、全ては拾えない。 わたしは、わたしの拾える分を拾う。 「ありがとね。ここまでたどり着いてくれて」 たいてい、たどり着けたコた

      • ある日 突然 山にツノが生える

        山はある日突然、ツノを生やす時がある。時には一本角、時には二本角、腹から生えたり、肩から生えたりする。生えるというよりは、本人の意志とは関係なく、生えさせられた、いや植えられたと言った方が正しいかもしれない。痛々しく、植えられ、突如として光景が一変する。 ある朝、新聞を取りに外に出ると、わたしの大好きだった山のそれが、煌々と朝陽に照らされていた。美しいほどに銀色に輝いて、太陽の光を浴びている。「おまえもとうとう、植えられてしまったのね」申し訳ない気持ちと、どうしようもない気

        • 喜びと 失望の 境界線

          今日、山城跡を登り、その向こう側に、喜びと失望の境界線を見つけた。半世紀以上も生きてきて、それに気がつかなかったなんて滑稽だ。なんだ、そんなところにあったのか。自分とずっと付き合っているのに、自分のことがいつまでも分からない。分かった気がしているだけで、ぜんぜん見えていないのが、自分なのだ。 自分の働きが誰かの役にたったこと、自分の生きた時間が誰かの喜びにつながったとき、それが私の喜び。そんなこと、とっくに分かっていたはずなのに、心のモヤモヤを抱えたままだということすら、気

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        • 自然の中に生きる
          1本

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          1人で いたいとき

          目が覚めて 空を見る。 薄暗い、夜明け前。この夜明け前の空が好きだ。 東の空には、今にも消えそうな三日月が、笑いながらこちらを見ている。 「ああ、今日も一日、生きて目が覚めた」 生きると死ぬが抱き合って、一日が始まることを感じながら、毛布に包まり、明けていく空を見て珈琲をいただく。 また今日も、今日という1ページが、開かれた。 このページは、毎日、誰がめくっているのだろう? 自分がめくっているのか?それとも、神と言われる存在がめくっているのだろうか? 昨日、1

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