本日の読書 #043 「名付けと音象徴」
参考書籍:『言語の本質』今井むつみ
第二章 アイコン性──形式と意味の類似性 より
音象徴。
「音のアイコン性」のことだ。
もっと簡単に言えば、
「ある音から、何かをイメージできる」こと。
例えば、われわれ日本人は、
「小石がゴロンゴロンと転がっていった。」
という文章に対し、違和感を覚えるだろう。
「小石がゴロンゴロンは無いでしょ。コロコロなら分かるけど」
つまりこれは「ゴロンゴロン」という音から「なんか大きなモノが転がっていく様子」が想起できる、ということで、