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自分を生きるみんなのための対話~YORIDOKORO PROJECT in 新潟~

世代を越えて『本当の話をする場』を創りたいと3月からチャレンジしてきたYORIDOKOROプロジェクトin新潟がこの週末完了しました。

日常は様々な世代にコーアクティブ・コーチングをお届けしたり、お伝えしている私ですが、一昨年あたりから大学生の方と接点が多くなり『コロナ禍を生きる大学生は今一体どんなことを想いながら日々を過ごしているのだろう』という問いをきっかけにこのプロジェクトは誕生しました。

現役大学生であるりんちゃん&くるみちゃんに声をかけ、この活動に共に熱を持つコーチ仲間の洋平さんや奏くんと支え合いながらここまでゼロから創ってきました。そしてもちろんプロジェクトに参加してくれた学生の皆さんとも一緒に創ってきた時間でもあります。

世代を超えて対話することのパワフルさ

社会人や大学生という立場の違いはあれども、私たちはこのカオスな時代を共に生きる仲間。

一人で抱え込んだり、環境に流されたりしすぎずに、まずは自分の『本当の話』をしてみようよ、と8ヶ月間、定期的に対面やオンラインセッションをしてきました。

離れている数ヶ月について語り合ったり、お互いを知るための対話をしたり。時には思い切り遊んでただただ一緒にいる時間を楽しんだり。

入学以来、オンラインでの授業が多かった大学3年生4年生がメインの参加者だったこともあり、とにかく毎回濃い関わりが生まれるプロジェクトでした。

共に創るから増す『主体性』

最終セッションとなった今回は、ここまでの道のりを振り返ると共に、学生の皆さんに『好きなようにみんなで繋がる時間を創ってね』とだけお願いし、3つのチームがそれぞれの企画をもとに11名で繋がり合う時間を創りました。

これが本当に素晴らしく、人は紛れもなくクリエイティブな存在で内側にそれぞれオリジナルの熱を持っているんだ、と心から信じられる時間になりました。

最後はここまで一緒にやってきたからこその『お互いを認め合う』時間となり、その空気を感じるだけで自然に涙が出るような胸が震える締めくくりとなりました。

私がこの活動を通じて一番願ってきた『一人で生きていかずに、みんなで繋がって支え合って生きていこうよ』という思いが彼ら一人一人に届いていくような喜びがありました。

最後、それぞれの表情を見ながら締めくくりの言葉を伝えようとした瞬間、涙が溢れました。

とても幸せだと思えたのです。

プロジェクトが終わる寂しさはあるけれど、わずか8ヶ月で11人の間にこんなにも揺るぎない関係性が生まれ、それぞれがこの場に価値を感じてくれる時間だったのだと私にも伝わってきました。それを感じてより一層、地に足がつき、これは人生かけて長くやることなんだな、と改めてわかりました。

これでいいんだな、と心身が落ち着き、だからこそ、泣けたんだと思います。そういう経験をさせてもらったこと、奇跡的な出会いや仲間の存在に大きな感謝が生まれました。

心に残る沢山のメッセージをもらいましたが、

『この場に参加できたことが本当に嬉しかった』
『自分にヨリドコロができた』
『自分が好きだと素直に思えた』
『必ずまた帰ってきたい場所が出来た』

という言葉を聴き、とても嬉しかったです。

そうだよね、それだよね、と。
そうやって力を感じて生きていけばいいよね。

仲間が常に支えてくれる、という事の体感がこの場を安心安全な場にしています

今年のプロジェクトはこれにて終わりですが、来年以降も仲間と共に、全国各地の大学生の皆さんと引き続きこういった場作りをしていきたいと思っています。

私たちの土台にはコーチングというものがあるけれど、それもまたリソースの一つ。どんな形でも『対話を通じて人生を深く思いきり生きる』ということができるなら色んなチャレンジをしていけばいい、と考えてます。

まだまだ始まったばかりの取り組みです。

これからどんな風に大きく育っていくのか、楽しみです。ここまで見守って下さった皆さん、ありがとうございました。そして少しでもこういった活動に興味がある方はぜひお気軽にお声がけください。

引き続きよろしくお願いします。


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