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育児休暇終了!


明日より、現場復帰となります。初めて小学校勤務となるので、不安な気持ちもありますが、先生方や子どもたちと協力して頑張っていこうと思います。

以下、育児休暇を取得しての感想

⚪︎娘とより仲良くなれた。
育休取得前も定時に帰宅して、できるだけこどもとの時間を作っていました。けれど、2歳になる娘は何かあるとすぐに妻を頼っていました。妻が出かけて、私と2人になるとよく不安で泣き出してしまいました。大変だったのが、妻の出産後の入院で、私は娘を寝かしつけることができずに、夜のドライブで何とか強引に寝かしつける、そんな日が何日もありました。

それが、今では2人でお出かけをしたり、留守番を一緒にするときも泣かなく、仲良く遊べるようになりました。一緒に過ごす時間が長くなったことによって、娘との関係性が深まったおかげだと思います。

⚪︎魔の2歳児の恐怖
2歳児はイヤイヤ期が大変だと聞いていましたが、本当に大変でした。スイッチが入ると癇癪が起こり、叫び出す。泣き出す。暴れ出す。しまいには、生まれたばかりの息子にも暴力を振るう。これまで、とても可愛いと思っていた娘が悪魔のように見えてきました。妻と2人で協力して、どちらかが息子を見て、どちらかが娘と思いっきり遊んだりするなど娘ファーストな生活を心がけました。これも夫婦2人で育児休暇を取れたメリットだと感じました。

⚪︎社会的孤立による不安感
育児休暇を取得して、私にとって一番辛かったのは、育児中心の生活による社会的孤立感でした。毎日、家でこどもと遊ぶことは楽しいけれど、社会から離れてしまった感覚はつらいものもありました。意識的に、児童館に足を運んでみたり、近くの公園に通ってみたり、妻のママ友家族と家族ぐるみで遊んだりといくつかのコミュニティに足を運んでみることで不安感はかなりマシになりました。
『学び合い』の会の開催なども、様々な方と話すことができて、非常にありがたかったです。

⚪︎学びの時間の創出
こどもが寝ている時間、妻とお出かけをしている時間などを使って、学べる時間が増えました。通信制大学での小学校教諭免許取得、社会教育主事講習の受講による社会教育士の称号取得など、新たな知識や考え方を学ぶことができました。

⚪︎育児は楽じゃないが楽しい
育児休暇に入る前、心の中で少し「毎日育児だけなんて、夢のようだ。働くよりも余裕があるだろう。」なんて甘っちょろく思っていましたが、こどもが自分の言うことを聞かない、自分の予定通りに物事が進まないということはかなりストレスフルでした。正直、仕事をしていた方が精神的には安定していたかもしれません。

それでも、育児休暇を取得して良かったと思います。毎日のこどもとのかかわり。こどもの成長を間近で見ることは本当に喜びに溢れていました。

いま振り返ってみると、息子のための育休だったのに、苦労したことの大半は娘とのかかわりでした。息子はいつもニコニコ笑顔で、癒しを与えてくれる存在でした。困ったことはおしっこをひっかけられたことぐらいです。

⚪︎妻への感謝
そして、この育休で一番感じたのは妻への感謝の思いです。
こどものことをいつも一番に考えて、安全や健康に気を遣ってきめ細やかな対応をする。育児休暇を取って、改めてその凄さを痛感しました。いま、こどもが元気に生活しているのも、妻のおかげです。本当にありがたい。

育児休暇が終わってしまい、もっとやれたことがあったのではないか?と思うこともあります。自分がやれたのは、こどもと遊んだことくらいではないだろうか…と思って、(一応、自分なりに家事もしてました)妻に聞いてみました。すると、

「ただそばに居てくれることが嬉しかったよ」

と言ってもらいました。ありがたいなぁ。そんなふうに言ってもらえて。

家族との時間を多く取ることができた育児休暇。職場の理解があってこそ、取ることができました。本当に感謝です。

これから仕事が始まりますが、今後も家族との時間を大切にした働き方を目指します。

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