見出し画像

東信での学び記録

今週は東信行脚。8日は侍学園の長岡秀貴さんと山ノ内町教育長竹内延彦さんのお話を聞きに、9日は寺子屋TANQ代表市川寛さんと同じく竹内さんのお話を聞きに、上田まで行ってきた。

以下、この2日間での感想
・侍学園はどのようにして自立支援をしているのかというプログラム、構造が明確。社会から孤立してきた若者が、どのようにしたら生きていけるのか。社会で自立していけるのか。それぞれ、本人の思考習慣の把握や分析、スキルの習得やその支援など、体制が確立している。
・大学生までは親の言うことを聞いて、勉強がよくできていた人が、社会人になってしまった途端、「これからは自立しなさい」と親に言われて困ってしまう…ということが起こっている。大人が子どもの自己決定を奪ってしまうと、子どもは自己決定ができなくなってしまう。→今の学校も同じようなことが起きていないだろうか。子どもたちの自己決定を保障しているか。こども基本法の観点からも考える必要がある。そして、親としても気をつけたい。
・思春期は自己肯定感が下がってしまう。学習よりも心の健康を重視しよう。という話→まさしくその通りだ。中学生になると、自分に自信を失ってしまう生徒が多い。自分が他の生徒と違うことを恐れてしまう。周りと比較して、自分が劣っていると感じてしまう。思春期までに意欲のエネルギーを高めたい。
・ラーメン屋さんに客が来なくなったら、ラーメン屋は客が来るように努力する。学校はどうだろう?→人のせいにしていないか。子どものせい。保護者のせい。学校は子どもが来る努力をしているだろうか。もちろんしているのだけれど、その努力の方向は合っているのか?どうしたら、子どもが安心できる環境になるのか、考えていきたい。
・信州型フリースクール認証制度は、フリースクールのためだけのものではなく、公立学校にも関係している→認証制度によって、学校とフリースクールが相互に連携、協力できる体制の構築がしやすくなる。学校が教育の全てを担うのではなく、学校が様々な機関と手を取りながら、子どもの教育を支援していくことがこれから求められるようになる。というのも、学校は既にパンク寸前(している?)。学校だけで学ぶのではなく、学ぶ場所を選ぶ時代が到来する。

・この2日間でお話を聞いた方々の発言は子ども・若者の未来を真剣に考えていた。自分もできることをしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?