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【2023年】年末の新幹線帰省・のぞみ全席指定席化で人流はどう変わった?

こんにちは。アライアンスビジネス営業部の菊地です。

この年末は皆様どのように過ごされましたか?
もうコロナの事を気にせず、旅行などお出かけがしやすくなりましたね。
帰省等も活発になっていたのかなと思いますが、
私は東海道・山陽新幹線のぞみ号の年末年始全席指定席化ということで、
予約を取るのも大変そうだったので(ものぐさな性格の露呈)、
帰省はせずに自宅でのんびりと過ごした年末でした。

皆様は東海道新幹線の予約が取れましたでしょうか?

全席指定席化という計画的な予約制により、人流に変化はあったのか「KDDI Location Analyzer(※)」を利用して調査してみました。


◆駅利用者数の変化(前年比)

GPS位置情報を用いて、各駅に滞在した人のデータを取り、昨年と比較したりどこから来たのかを見てみましょう。

前年比で見ると、東京駅から近い駅ほど利用者が増えており、遠い駅ほど減少していることがわかります。

「東京駅から遠いところ=利用区間が長いほど指定席の予約が難しかった」のかもしれません。
そうして今回ののぞみ予約争奪戦に敗れた方々は、別の手段で帰省するか、
あるいは私のように帰省しないという選択になってしまったのかもしれませんね。
小さなお子様がいらっしゃると尚更、席の確保は大変だったかと思います。

近場だと、逆にのぞみをわざわざ利用せずともひかり・こだま等を利用して訪れていたかもしれませんね。

加えて、各駅利用者はどの都道府県からやってきているのかも、気になりますよね。
各駅の利用者居住地のTOP5はこのようになりました。

◆各駅利用者の居住地

やはりどの駅も東京から来ている人が多いようです。
次に人口の多い神奈川県、大阪府がよくランキングには入っていますが、博多駅まで遠方となると神奈川県が入らない結果となりました。
その他ランキングに入ってくる都道府県も人口の多い都府県が含まれている傾向が強いようです。

また上記のような特に人口の多い都府県を除くと、近隣の県の方々が、新幹線を利用していることがよくわかります。

◆まとめ

KDDI Location Analyzerでは更に細かく分析することが可能です。今回はTOP5までを調べましたが、全都道府県のランキングも可能ですし、はたまた市区町村、町丁目単位での分析も可能です。

無料トライアルも可能ですので、もし「こんなデータが見てみたい」等ありましたら、ぜひお気軽にお試しください。

◆無料トライアルはこちら
https://www.giken.co.jp/service/kla/trial/

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<執筆者プロフィール>
菊地 菜緒(きくち なお 1994年生まれ)
大学時代は留学生たちと関西の観光地めぐりに明け暮れていた。「水曜どうでしょう」好きの夫と共に現在は日本国内旅行が趣味。
今年は夫から四国八十八か所巡りの逆打ちを誘われており、顔面蒼白中。

今回の分析は、GPS位置情報分析ツール「KDDI Location Analyzer 国内居住者版」を使って調べてみました。

ご活用ご検討いただける企業様、自治体様、研究機関様など、ぜひお試しいただけますと幸いです。

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