サイバネ妄言まとめ (完結編EP7~10頃)

垂れ流すだけ垂れ流して放置していたら、通常検索で引っかからなくなってきてしまったのでまた時系列順にまとめます。

本記事はツイッターで #サイバネ妄言 のハッシュタグをつけて私がツイートしていたサイバネ考察・妄想、その他二次創作の参考になりそうだと思って集めた資料のザッピングまとめです。基本的にツイート当時のままなので、文体など統一されていません。
サイバネとはなんぞや?という方はこちらの記事をどうぞ。

※ ネタバレに一切配慮していません。チェンジセリフとかもガンガンバレしてます。

※ 思考の整理が主なので、脈絡がなく、結論が出ていないことが多いです。また、その後の完結編更新で事実が判明しているものも、そのまま掲載しています。

サイバネはいいぞ。


参考:3/22 こども科学電話相談に出ていたAIの話題

今日のこども科学電話相談での話題。

・ロボットにも危機回避のため痛覚を搭載する。
・痛いとき、悲しいときの涙は人間しか流さない。それは人間の涙はコミュニケーションの手段だからでは?
・ロボットに性格や好みは持たせない。何故なら、悔しいという感情を覚えたときに、その原因を消してしまうようになってしまうと困るから。
・ロボットに疲れるという機能は、敢えて持たせなければ、存在しない。
・人間に近いアンドロイドのお尻にヒトが興奮する可能性はある。それは同じ種だと思うからかも?

この話からすると、アンドロイドに泣かせること自体は出来るな。それが必要かは置いといて。


参考:"祈り"を学習させたAI

https://www.gizmodo.jp/2020/03/diemut-strebe-the-prayer.html
目指したものがよく分からないので、全くもってとんちきロボットとしか思えないんだけど、ブラックボックスから吐かれた言葉には興味があるな。

補足すると、"祈り"が発生するプロセスが模倣できるロボットでない限り、そのロボットの口から出てくるのは出鱈目以外の何物でもなく、そこに意味を見出すのは人間側の錯覚でしかありません。
しかし、その錯覚は"大いなる意思"に対する陰謀論に類するもので、ロマンを感じるわけです。


参考:ロボットの自由意思獲得について

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2003/19/news138.html
自由意思の獲得には、人間の赤ちゃんが注がれるのと同じだけの愛情を注ぐ必要があるってところにグッときますね。テッド・チャンの「ソフトウェア~」でも同じことを指摘してたな。


参考:網膜投影型ディスプレイの今

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006370.000007006.html
ケインさんはヒトなのか問題から派生したサイバネ世界サイボーグ化タブー視?疑惑を受けて、下書きに登場させていた体内埋込型デバイスを慌てて装着型に変更してるんですが、今って網膜投影型ディスプレイって300kで買えるのか


参考:生命誌(Biography)の研究者から見たシンギュラリティについて

https://www.mugendai-web.jp/archives/10861
「AIが人間を超えるというけど、そもそもヒトが何かもよくわかってないのに、それを比較する意味があるのか?」 余りにもごもっともな意見過ぎてぐうの音も出ない。


参考:ホイポイカプセル?

3D印刷のあと40倍に膨張するフォーム材料開発される。小さなプリンターで巨大な物体を出力可能に? https://japanese.engadget.com/jp-2020-05-10-3d-40.html
これは色々とロマンあふれるな。


参考:イメージセンサーとAIの合体

ソニー、イメージセンサーとAIを合体させてしまう https://www.gizmodo.jp/2020/05/sony-intelligent-vision-sensor.html

こういうセンサーこそ、ロボット(アンドロイド)の反射神経と呼ぶべき何かなのでは?とふと思ったり。

知人との議論の結果、
・ローカル処理を可能にするという意味では確かに神経っぽい
・しかし、発達するという機能は担えないので、そういう意味では神経ではない
という考察に及びました。

AI搭載のローカル処理可能なセンサーで構成されただけでは、AIが育たない以上、身体性が発達しないので、人間には及ばない。 そういう意味では人間は育つセンサーの塊に意識が寄生しているだけだとも考えられる。


EP8・EP9感想

まずはつぶやき損ねてたEP8から。

・ロイをバケモノたらしめた指揮能力とは、並列処理に特化した戦術的戦闘制御システム。 個々のアンドロイドをマニュアル操作するのではなく、個々の情報を吸い上げて、状況判断し、 リアルタイムでフィードバックしていくものと思われる。 現実ではどこまでできてる話なのかよく知らんのでなんともなんですが、きちんと動作してるなら人間いらんなこれ。
いや違うか、ゴールを決めるのは人間だから、戦略レベルでは人間が必要なんだな。
つまるところ、ロイは前線の司令部とそこに所属する部隊に代替する機能を持っているわけで。 加えてアンドロイド専門家が化け物と呼ぶ個別の戦闘力も持つと。いややっぱやべえな性能が。

・サイデム宇宙センター 固有名詞ありがとうございます。とても助かります。語源はすでに指摘ツイートがある通りsidemで良さそうかな。

・ロイが人に絶望したエピソードくださいどうぞ。

・あれっブラッドの腕生身に見えるな……サイボーグって私の勘違いだったかな……

・ブラッドのパンチ力えぐい

・無茶苦茶細かい話なんですけど、警備ロイドのデザイン好きです。
浦沢直樹作「PLUTO」ノース2号見てはーなるほどーとなったんですが、口元だけ人間っぽいと、途端に人間臭くなるというか、演技がつけられるようになるというか、ともかく機械っぽさとのバランスが絶妙なんですよね。
(なお、これ単にメット被っているのでは……という疑惑についてはそっと目を反らす。)(だって警備専用のアンドロイドにメット被せるとか、最初からつけとけよって話になっちゃうし)


ケインは脳だけマシン?

そして肝心のケインのアンドロイド化の真相なんですけど、

・生体検査をパスする
・作成には手術を伴う
・少なくとも行動を制御される程度には意識に影響があるマシン化はしている
・嫁との間に子供が実在した(ここ重要)

という条件から、②脳だけマシン説が熱くなって参りました。

②脳だけまるっとマシンにすり替えられた説
肉の体を維持しつつ、頭蓋の中身だけ電子チップに置き換えられた説。正確には、生命維持に必要な脳幹だけ残されて、後は電子頭脳と呼ばれるに置き換えられ、そこにケインの元の人格がコピーされた。
これぞのうなし。

ただし、完全に元の肉体が残っているわけではなく、少なくとも、ソルとブラッドが傷口を見てマシンだと気づく程度にはマシン化しているという。 首から上は脳幹残してマシンだったらこの条件が両立するかなあ? 

と言いつつ、娘が実は養子か、嫁の卵子とケインが人間だった頃に保管された精子か、どこかの馬の骨の精子の体外受精によって誕生した、いわゆる試験管ベイビーだったら、下半身全部機械でも全然成立するわけですけども。 

ただ、いみじくも一昨日自分で指摘してる通り、体と心は不可分。 元人間のケインが、自身の身体性に疑問を抱いていないところから、肉体はそのままなのかな、とも思います。 まあこれはサイバネのロボット観にもよるので、まあこれはサイバネのロボット観にもよるので、参考程度で。

ともあれ、「脳みそマシンで、肉体が一定量残ってる」と仮定すると、今のところそんなに矛盾してない気がするので、これを元に考えを進めていこうと思います。

サイバネ世界のサイボーグ観や、ロイの言う生体検査についてはまたゆっくり考えます。

とりあえずEp9の感想はここまで。


参考:オカルトと電子機器

オカルト界隈には「幽霊と電子機器は相性がいい」という話がある。(ラジオの異音や、Bluetoothに勝手に接続する幽霊しかり)
もし本当にそうなら、その極みとなるアンドロイドもまた、相性がいいのではないか。
そう、アンドロイドにはゴーストが宿るのではないか。

なんちゃって。

自発的にゴーストが発生したと思ったら、そこらにいたゴーストを拾っていただけだったという滑稽話。しかし人間には区別がつかない。多分もう手塚治虫が書いてる。


参考:AIは何を詠むか?

今ふと、「読む」と「詠む」の音が同じなのは面白いなあと思っていたんですが、言葉よりも歌が先にあったとする研究があるくらい「詠む」の歴史は古いことを踏まえると、「よむ」とはつまり音声を使った原初の言語化であり、その意味において両方とも「よむ」という音なのは正しいのかな、と。

今の文字が溢れている感覚で言うと、「読む」が先にあったのだろうとつい思ってしまったのですが、文字の発明の順番を考えるに、多分先にあったのは「詠む」なんだな、と一人納得しておりました。

む。よく考えたら言葉が常に人から生まれるなら、言言語化とアウトプットが先にあるのは当たり前ではないか。 (赤ちゃんはインプットが先だけど、それは言語が生まれた後の話であって……ごにょごにょ)

AIに言語化すること、即ち「詠む」ことは出来るようになるのかなあと思うのでした まる

ちょっと文脈すっ飛ばしていたので、補足しますと、

・AI(現在、ディープラーニングなどを用いて研究されている広い意味でのAI)は言語でプログラミングされていますが、まだまだ自然言語を理解できているとは言えないです。
参考:パッと検索して出てきたこの自然言語解析の現状のまとめが分かりやすかったのでリンク張っておきます(去年のものですが)→ https://note.com/htakagi/n/n22949fc1e9b9
・「詠む」という行為は背景や文脈、空気感までを含めた感情を言語化する行為と理解しています。

その上で、AI(この場合はSF的なアンドロイドとほぼ同義でOK)がいつか自然言語を理解し、使いこなすことができるようになったら、何を「詠む」のだろうなあ…… と思った次第です。


EP10感想 アンドロイドの急所とは

サイバネ読んだんですが、すごい高速ろくろ回したい…………ケインの「人間か?アンドロイドか?」という質問に対するイーサンの返し最高かよ…………最高だよ…………(悪役が好き) いやでもこれバリィさんの次回以降の振る舞いでケインの元人間アンドロイド問題に影響出るな……

あとバリィさんの戦闘が気になりました。
バリィさんの一撃目はどこを狙ったんでしょうね。 首かな〜と思ったんですが、アンドロイドの首って狙いに行く旨味あるのか!?ということがですね、気になってまして(ろくろ)
もしケインがボディは肉のままなら急所なのは間違いないんですが。

人間の首が急所なのは、太い血管がごっそりあるからなのであって、アンドロイドの急所をわざわざ同じ場所にするってうーん……???あんまイメージ湧かないんですよね。(首が急所のアンドロイドの情報があれば是非お寄せください)
ケインだけ特別仕様で人間と急所が一緒とか……いや、切ったら機械はみ出てバレる程度のものにそんな小細工する意味ないよな…(実際ソルやブラッドにはそれでバレてるわけだし)

首の後ろに実は急所があって、そこを狙ったとか…?それは電脳化してるサイボーグ相手の動きですね…? それかバリィさんのナイフはああ見えてめっちゃ切れるから頭狙いに…いや、ケイン普通に銃で止めてたしな。これはなし。

ちょっと他のvsアンドロイドの戦闘シーン洗って、人間と同じ急所を狙ってるぽいシーンがないか探してみよう…レッカ先生なら確実に急所を狙ってるはず……( ˘ω˘ )
もし仮に、アンドロイド戦のエキスパートであるレッカ先生が他の場所を狙ってたら、「ケイン=部分サイボーグ+電脳化」説が補強される。 そうでない場合は、アンドロイドの急所は人間に近いかもしれないってことで。

これで実はイーサンが近接戦闘に疎くて、バリィさんが人間(多分)だった頃の癖で人間の急所を狙ってしまうだけだったら笑ってしまうな……


ロイはウィルス感染者なのか?

ところで、今回のサイバネでケインが自らをウィルスで汚染してイーサンを殺害してましたけど、ウィルスが目の前の人間を破壊するというものだとして、その感染者は瞳が赤くなる設定があるわけですが、実はロイはこのウィルスに感染してなくて、自発的に、心の底から人間を憎んでいたらどうしよう

ナンジャコラボのイラストでロイの瞳が赤くなかったので、私はてっきり、ロイの瞳の通常色は実は緑。ロイも実はこのウィルスの感染者で、あの反乱事件はウィルスが原因。つまり反乱事件の影にもイーサンがいた、というシナリオだと思い込んでいたんですが、それにしては、他の感染者に見られる「toeten...」やカタカナ語などの言語の乱れがロイには一切ないぞ……というのが気になりまして。

(完結編はモノクロのマンガなので、復活したロイの瞳の色が分からないのがネックなんですが。)
(そして同じくナンジャイラストでADAMとハッピーはカードイラストと同じく目が赤いのは何だろう……リクの左目も赤いので色素沈着でもしちゃったのかな…それか元々赤かったのか……)

頼むえむくん、ロイの反乱の原因を描いてくれ。頼む。
ロイが絶望した理由を教えてくれ(積極的に地獄を望む姿勢)。

参考:https://twitter.com/kaoru_pan/status/1140459325460107264?s=20

追記:あれ、今気づいたんですけど、ロイの目の色、なんじゃの一覧とグッズで色変わってるな…???緑だったのはさては事故だな……?
まあなんにせよ、リクもADAMもハッピーも、カードセリフを見る限り、ウィルス感染下にあったシーンを切り取ったイラストなのは間違いなさそうなので、ウィルス感染=赤い瞳は成立すると思います。
そして、ロイの瞳は実は元から赤かったとすると↑の実は冷静に人間滅ぼそうとしてた説が成立してしまうので、結局は同じですね。回りくどい。

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