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少女歌劇レヴュースタァライトを4回観て3回変な勧誘にあった日記

同じ映画を4回観に行って、3回変な勧誘を受けた。
今日はその話をしようと思ってます。そんなことあるか?

映画自体あんま観ない上に、
同じ映画を何回も観るってほぼなかったんすけど、
2ヶ月の間に4回も観に行った映画がありまして。

「少女歌劇レヴュースタァライト」って映画だったんですけどね。

まあ元々アニメ放送してた時から好きだったんですよ。
舞台も観に行ったりしてまして。

少女歌劇レヴュースタァライトを見たきっかけは言わずもがな
宝塚歌劇フリークスとしての自然な行動だったわけなんすけど。

「ゆるキャン△」的な萌日常×趣味アニメでも無い。
かといって
「響け!ユーフォニアム」みたいな
なんかちょっとリアルで互いの思惑が交差した感じの描写もない。

スタァライトは完全にヤンキー漫画と同じノリ。
文句があるなら実力でねじ伏せる。

シマ(トップスタァ)の争いは殴り合い(歌と踊り)で解決する。

ただただメインの9名が歌って踊って
舞台で輝くきらめきを貪欲に奪い合うんですけど
そのシンプルな構造を覆う、味わい深い映像表現、壮大な楽曲。
鬼気迫る歌詞、キャストの人たちの圧倒的な歌唱力と爽快感。

病みつきになっちゃってね、4回も観てしまったんすよ。
あれは確かに鑑賞じゃなくて、体験に近い部分がある。
と、ポスターの謳い文句に唸らされました。
映画館の音響でレヴュー曲が聴きたくて何回も行っちゃったな。最高だぜ。

でもうね、
かれひか(愛城華恋と神楽ひかり)の「スーパースタァスペクタクル」で爽快感が爆散した後トボトボ歩いてたわけですわ。本当に良いよな。
「最後のセリフを言わなくちゃ」のくだりから何から何までマジで良い。

「すみませんちょっとだけお時間良いですか?」

勧誘のレヴューの開演です。

最近あまりに人に話しかけられなくなってたから
距離感とかよくわかんないわけですよ、

「良いよ良いよ!!!!!!!何ですか!!!!!????」

「今時間が出来たら一番やりたいことって何すか!?!?」

普段だったら色々考えて返すんすけど、
何しろスタァライトで頭いっぱいだったもんだから
The Game Is Afoot!本音が飛び出すぞ〜って(宙組公演)

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(おやすみで調べたら出てきたこちらを見つめる旅先のカップルのフリー画像)

「休みたいっすね。」

「えっ、ああ〜あの〜お仕事とかそういうやつですか?」

「なんかもう、全体的にっすね…。」

「ああ〜〜…ありがとうございました!!!大丈夫です!!!

こっちは何も大丈夫になってないけどな?????

ということで、
マジレスして普通に話が終わってしまう凡ミスを犯してしまったわけですわな。

オイオイきらめきが足りなかったってことか…。わかります。
つって勧誘のレヴューの初演は不完全燃焼感を抱えて幕を下ろしたわけです。
なんにもない…なんにもないよ…ってさながら死ぬ直前の愛城華恋ですよ。

で。

また後日、スタァライト観るか〜つって映画館行ってね、
開幕のばなな(大場なな)の皆殺しのレヴューの歌詞をよく聞いたら怖すぎて
マスクの下の開いた口が塞がらないわ、

真矢クロ(天堂真矢と西條クロディーヌ)の
ライバルのレヴューで「私たちはともに」「私」「とも」だけフォントが違うことに気付いてしまうわ、

愛城華恋が完全に再生産された瞬間のきらめきで目が灼けて前後不覚になってるんすけどね、居るんすよ。

同じコースに。
先日と違う人だけども若い男の二人組が。

「あっすみませ〜〜ん今ちょっとアンケートしてて、よろしいですか??」

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「よろしいに決まってんだろ!!!!!!!!」

勧誘のレヴューの再演です。

どこからでもかかってこい、
こちとらあの勧誘の初演から心のセクシー本堂がフルオープンなわけ。
ちゃんと勧誘を受けたい!本音晒して、貪欲に次の舞台を待ってるんすよ。

「もし今時間ができたら何をしたいですか?」

幾度となくシミュレーションしてきた問いかけ。
前回は「休みたい」などという非アクティブな返答をしたことにより会話が即終了してしまった。

すなわち求められるのは「動」の返答!!!!!

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(「残像 人」で出てきたパブリックドメインの動きが激しいベーシストの画像)

「まあ、オリンピック出たいと思ってますけどね。」

ここはもう走り出した愛城華恋のマッドマックス的ポジションゼロの勢い。

「え〜〜〜〜っ!?何か選手候補みたいな感じなんですか!?」

「あっいやあの〜、すみません、全く違うんですけどね・・・。」

「ああっあっ!?あの〜でも運動好きってことですか!?」

なんとか持ち直した彼には「ここが舞台だ!愛城華恋!」と叫ぶ
ひかりに向かって飛ぶ電車のような勢いで返答しましたね。

「ええ!?そういうことになるでしょうねえ!!」

「あっ僕らよくレクリエーションとかしてるサークルやってて〜、逃走中とかって知ってますか??あとダッシュ村とかもやってて〜〜・・・」

つうことで、
勧誘されたのは社会人サークルを騙った何かしらの団体でした。
外を走り回りたくないがダッシュ村は管理がやばそうで見てみたい

「ほんでもって、アンケートまだですか!?!?!?!?!?」

「ええ!?!?!あの〜・・・」

もうアンケート目的じゃないことは明らかになってるけど
一応ね、アンケートはもう良いのか?を確認してみることにしました。
何事も本懐を遂げなければいけないですからね。やっぱり。

「アンケートもういいですか!?!?!?!?!?」

アンケートがもういいのか悪いのか、
しっかり確認したほうが良いですからね。
大場ななも歯切れの悪い星見純那に対して同じこと三回言ってくれてました。

うろたえるなァ!!!!!!!

勧誘の人「えっあのえ〜っとはい、あのだいじょうぶです!!!

本当に大丈夫なのかよ!?!?!?!?!?

なんか大声でアンケートについて確認したら
絶対大丈夫じゃないのに大丈夫になってしまった。

そして。

3飛んで4度目のスタァライトを観た日。
近づいて来るんすよ。二人組が。
前回、前々回は男二人組でしたが、
今回はキャストを変更して男女二人。

見られてる…?


「(近づいて来る人に向かって)アンケートとかですか?」

3度目の勧誘のレヴューの開演です。

いわば、99期生にとっての3度目のスタァライトと同様なんですよね。
こっちも今までの筋書き通りにいかないぞと。知ってるからね内容。

「そうなんですよ〜!今、夢について聞いてて〜!!!」

いや違う団体かよ。
「終わったのかもしれない。私の再演が。」ってばなななら言ってたでしょうね。

当然こっちの雨宮さんの脚本も仕上がってないわけですよ。
自分の言葉じゃなきゃダメって99代生徒会長も言ってたし、
半端なこと言うともっと本物のセリフをってまひるちゃんにどつかれます。

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「大金持ちになりたいですねえ。」

これは勧誘を受ける際、全ての人が食いついてくれる最強の言葉です。

「仮想通貨とかですか!?」

「えっいや、金銀財宝ならなんでもいいんですけど。」

なぜ真っ先に仮想通貨。怪しさだけが加速する。

「実は僕ら社会人サークルやってまして〜、逃走中とかって知ってます?

その流れは金持ちに食いついたのおかしくなるだろ!!

なんだ同じ団体かよと思ったところで、
もっと円滑に勧誘されたいな〜と思って言ってみるわけですね

「いや〜運動ってよりかは、ダッシュ村〜?みたいなやつ〜?が、やってみたいな〜って思いますけど〜いや〜でもなかなか無いですよねぇ〜?」

「ダッシュ村!?やってますよ!!!!!」

ダッシュ村やってますって何だよ。

前回ここでアンケートについてやたら確認して話が終わってしまったので相手の出方を待つことに。

「よかったら〜ラインとかって教えてくれません?今は活動あんまできてないんですけど、
また集合するとき是非来て欲しいんで!!!!!」

「いいっすよ!!!!!!!!」

こうして謎の社会人サークルの一員の連絡先を手に入れてあとは召集を待つのみ。続報があればまた書きたいと思いますね。

一つ言いたいことは

「こわいな〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」(キーーーーーーーン)

列車は必ず次の駅へ、では舞台は?勧誘は?ダッシュ村は?

少女歌劇レヴュースタァライトの映画、マジで良かった。

アニメの総集編の映画もアマプラにあるし、
舞台もこれスピンオフのこれは今アマプラでタダなんすわ。おすすめ。

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