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私の句帳

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自分が詠んだ俳句を綴っている句帳(俳句日記)です。2023年7月、偶然、俳句に触れる機会が複数あって、この世界に呼ばれている気がしました。やってみると難しいけど、面白いですね。
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記事一覧

季語に「初桜」「初花」がある。その年に初めて咲いた桜の事を指すそうだ。

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1/8(月) #5 「古希過ぎて生き方示すロックスター 旅を続ける憧れて見る」
さいたまスーパーアリーナで行われた浜田省吾さんのライブへ。名曲ばかり2時間以上演奏してくれた。70歳を超えてもロックミュージシャン。ステージに立ち続けてる。生涯現役って、こういう事かな、と。

1/4(木) #4 「弁当を作って御用始めかな」
2024年の仕事が始まります。年末年始休暇があけて、職場で働き始めるよりも前に、お弁当を作るところから日常の生活は始まるんですよね。こうしたリズムがきっと健康な毎日を作っているのかもしれないですね。

1/2(火) #3 「毎日を元旦みたいに新鮮に」
年が改まるとは不思議だ。実際、何も変わっていないのに、フレッシュになった心持ちにさせられる。普段は躊躇する事も、新年だからやってみようかと思ったりする。「いつも初心」って気持ちや感覚を、2024年は感じていたいな。元旦は1日の朝。

1/1(月) #2 「正月の気分吹き飛ぶ大地震 あの町人よ 大事はないか」
16:10頃、能登地方で地震が発生。私の家でも弱い横揺れを感じた。テレビは一斉に津波の危険を報じ、時間が経つにつれ、被害の映像が届き始めた。昨年、訪れた富山市や人々、日本海側の友人たち、大丈夫かなと心配だ。

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1/1(月) #1 「買初やポチ袋見にコンビニへ」
妹と一緒に帰省している姪っ子たちへお年玉をあげるのに、ポチ袋を用意していませんできた。年が明けてからコンビニへ買いに行くのが恒例になっています。

12/31(日)「除夜の鐘慣れない布団身をくるみ」 実家で年越しを迎える。姪っ子たちも来ていて、さっきまで賑やかに紅白歌合戦を見ていた。それも終わって、部屋に一人でいると静かで、遠くの除夜の鐘が聞こえてきた。2023年も終わろうとしているんだな。ちょっと感傷的な気持ちになる。

12/30(土)「洗車待つカーステ聞こゆ年の暮れ」
今年乗り換えた車を洗車に行ってきました。洗車を終えた人もいれば、次々に洗車をしようと車が入ってきました。やはり年末は、朝早くから、洗車したりするものなんですね。寒い時期にやらないで、温かい時期に水作業はした方が良いと思いました。

12/24(日)「病室の明かりは白しイヴの夜」

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俳句に触れる効用。白い彼岸花、ツユクサ、コスモス、白粉花を通勤途中に見つけた。季節の事物の変化に気づくようになった。植物の名前を調べるようになった。言葉遣いに敏感になった。うまく17音にまとめられないのだけど、マインドフルネスな感覚が活性化されているみたい。

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【俳句のタネ】徒歩通勤 虫の声や鳥のさえずり、カラスが鳴いたり、今朝はいろんな音が飛び込んでくる。陽気も良し。この時にもっと身を置いておきたいと思ったけど、先を急いだ。

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8/13(日)深谷シネマ@埼玉県深谷市。台風7号が迫る中、車でおよそ90分、七ツ梅酒造の跡地を映画館やカフェなどにリノベした場所で、ドラマなどのロケにも使われたりする。『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』が今日から上映された。館長にも挨拶できた。
「夕立や煙突の立つ映画館」

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8/12(土)妹と姪っ子が帰省してきた。両親は「うるさくなるから大変だ」と口では言っているが、成長した孫と一緒に過ごせるのは楽しそう。おじさんも知らなかったスマホの使い方を教えてもらっちゃった。
「盆休み新車で迎え妹を」
「素麺や妹帰る昼ごはん」
「孫を待つ父の作ったスイカかな」

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8/12(土)山下清画伯は、よく蝸牛🐌の絵を描いたそうだ。ペンで自身のサインの脇に書き添えたし、陶磁器にも描きつけた。僕にも描けそう。「蝸牛」は夏の季語。殻の中に閉じこもってしまうことや動きがゆっくりなこと。何の役に立つのか、よくわからない存在。 「かたつむり山下清どこへゆく」