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誰も知らない「ファンクショナルトレーニング」本当の意味

はじめに

先日書いたnoteの中でQuestのクライアントの方々の実例を上げました。

・寝たきりにならず元気で老後を過ごしたいシニアの方
・チャンピオンを目指す格闘家
・外科手術後のリハビリで復帰を目指すスポーツ愛好家
・結婚式で理想のウエディングドレスを着たい女性の方
・妊娠中、さらに産後のリカバリーに通うお母さん
・朝トレで1日を充実させたいOLの方
・10kg以上のダイエットを成功させ、絶対リバウンドしたくない方
・仕事で最高のパフォーマンスを発揮するために体と脳を鍛える起業家の方
・部活でレギュラーを目指す中学生
・お客さまに最高のトレーニングを提供するために学ぶパーソナルトレーナーの方
・ストレス解消にキックボクシングをトレーニングに取り入れたい方
・共に健康的でアクティブな人生を目指すご夫婦
・最高の作品づくりのための健康を手に入れたいアーティストの方


なぜこんな目的も体力レベルも全く異なる老若男女をカバーできるのか??
それはQuestがファンクショナルトレーニング専門のジムだからです。

今日はその「ファンクショナルトレーニング」とは何かについて書きたいと思います。

ファンクショナルトレーニングって知っていますか?

ファンクショナルトレーニング黎明期

日本のフィットネスシーンにおいて「ファンクショナルトレーニング」が注目され、アスリートだけでなく多くのスポーツクラブが取り入れ始めたのは2011年のこと。

この時、「TRX 」が初めてがオフィシャルに日本に上陸し、トレーナーへのセミナーなど教育に携わる日本人コースインストラクターの第1号になったのが実は僕、岩沢なのです。

あれから13年。

「ファンクショナルトレーニング」にカテゴライズされるようなエクササイズやトレーニングプログラムはもう目新しいものではなく、定着したとも言えるでしょう。

ファンクショナルトレーニングのイメージ

しかし我が国で一般的に考えられている「ファンクショナルトレーニング」のイメージは、僕から見ると少し狭いもののように感じます。

一般的には「ファンクショナルトレーニング」の目的は「動きの質の向上」「ムーブメントパターンの改善」という風に捉えられることが多いようです。

しかし本来の「ファンクショナルトレーニング」の目的は単なるムーブメントの改善にとどまりません。

「ファンクショナルトレーニング」を再定義する

そこで僕の運営するパーソナルジム、「ファンクショナルトレーニングラボ クエスト」では、ファンクショナルトレーニングを再定義し、アスリートの競技能力向上やムーブメントパターンの改善だけでなく、老若男女の人生全般における目標達成のための機能性の向上を目指すトレーニング=「ファンクショナルトレーニング」と定義し、フィジカルだけでなくブレイン(脳機能)メンタルも含めた総合的機能改善トレーニングを指導しています。

1. 動きの向上だけでなく、人としての機能性を向上させる

ファンクショナルトレーニングでは、動きの質の向上だけでなく、人として持つべき機能全般を向上させることを目指します。

その機能とは代謝能力(心肺機能)、筋力、可動性、安定性、バランス、敏捷性、瞬発力、エネルギーレベルなど、あらゆる体力レベルを指します。

しかしQuestが考える人の機能とはそれだけではありません。

決断力、記憶力、集中力、思考力、ストレス耐性など脳と心の機能もそこには含まれるのです。
それによって日常生活やスポーツ、趣味、仕事、家庭、社会活動など、あらゆる場面で必要な機能をトータルに強化・向上することができるのです。

2. 個別に合わせたトレーニングプラン
一人ひとりの現在のレベル、目標や強化する項目は異なります。
それを分析し、それぞれの現状とニーズに合わせたトレーニングプランを提供するからこそ、必要なあらゆる機能を向上させることができます。

例えば同じ「速く走る」という能力を強化する場合でもそれが「100m走のランナー」と「マラソンランナー」「野球の走塁」では「走る」という動作そのものもそれに必要な機能も違います。

さらに現状のレベルや走り方が違うとしたら、必要なトレーニングプランは100人いたら100通りあるはずです。

ですから巷に溢れる「これさえやれば誰でも速く走れる!」といった宣伝文句の対極にあるのが本当のファンクショナルトレーニングなのです。

3. ジムでのトレーニングだけでなく、日常生活への活かし方を学ぶことができる。

ファンクショナルトレーニングではジムでのトレーニングだけでなく、日常生活へに応用できるあらゆるメソッドが詰まっています。

例えば座り姿勢。
見た目良い姿勢だとしても、その姿勢を作る筋肉が背骨の後ろで支えている脊柱起立筋を使っていたとしたら、すぐに腰が疲れて姿勢を保つことができなくなります。
しかし腹部の奥にあり股関節をまたがって腿の骨につながる大腰筋を使えば楽によし座り姿勢を保つことができます。

ではどうすれば脊柱起立筋ではなく大腰筋で座れるようになるのか?

単に「鍛える」「ストレッチする」だけでは大腰筋は使えません。
そこで「使える大腰筋」にするために脳と大腰筋をつなぐ「アクティベーション」=筋の活性化が有効です。

実はQuestのファンクショナルトレーニングの得意分野の一つがこの「アクティベーション」
今まで生まれてから一度も意識することのなかった筋肉の存在を認識し、使いこなせるようにするのもファンクショナルトレーニング。
トレーニングが終わった後も、ジムでつなげた脳と筋肉は連動し合い、日常の動きや姿勢が変わり、人生で活かせる能力を身につけることができるのです。

ここまで読んでくださった方は・・・

ここまで読んでくださった方はきっと「ファンクショナルトレーニング」とはどんなものなのか?何ができるのか?その輪郭を理解してくださったはずです。

だからこそ老若男女、あらゆる人の目標達成につなげることができるものなのです。

今日は「走り」や「姿勢」について例を挙げてご説明しましたが、僕自身41年のトレーナー人生で毎日さまざま方の目標達成と幸福な人生のお手伝いをしてきました。
今後もそこで得たメソッドやスキルをこのnoteでご紹介しますので、ぜひフォローをしてお待ちください。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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