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BOSS DD-3 エフェクターリペア

エフェクター修理


デイレイ音が出ないとのことで預かった DD-3 Digital Delay
初めてのコンパクト型デジタルディレイエフェクターだったためか、なかなか筐体内部もパーツや回路で詰まっています。
デジタルエフェクターばデジタルチップが壊れてしまうと直せないと思われがちですが、デジタルチップ自体が壊れていることは稀で、ほとんどはその他アナログ回路内の問題が多いです。
今回のケースもディレイ回路一部の電解コンデンサに原因があったようで、交換するなり直りました。

DD-3 シリーズ

個人的にもDD-3は愛用しているのですが、時期により音は変わります。
初代にあたる DD-2 と最初期 DD-3 は回路もほぼ一緒でアナログのような温かみがある音で周りの音とも綺麗に溶け込んでいきます。
その後DD-3もバージョンアップしていくのですが、音はデジタルらしいバキッとした音になっていきます。
初期DD-2:/3は内部のトリムポットで高音の出方が調整できます。誤ったポットを調整しちゃうと音すら出なくなるので気をつけてください。

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