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突っ込みに行くんじゃねーからな!

こんばんは、しろもやしです

今日は仕事が休みだったため、

オフモード全開!実家であった話をする。


しろもやしの実家はポルターガイストがかなり頻繁にある、ちょっと変わった2階建ての一軒家だ。


一人でに玄関の扉が開いたり、物が急に倒れたり。家族の集合写真に一本だけ余計な腕が紛れ込んでいたり。。


それらの事は、僕ら家族は昔から体験しているので、あまり気にしていなかった


ある日の夜。

「本当にあった怖い話」を家族(母と姉2人と僕と猫2匹)全員で見ている時の話。

怖いのに慣れてるとはいえ、やはりホラー番組を見た後はポルターガイストに敏感になっていた時の事。


2階から、

「だっだっだっ」

という明らかに足音が聞こえたのだ。


家族一同これには流石にびびった。。


と思ったが、

母「え?!2階の窓の鍵閉めたっけ??泥棒じゃないよね??」


俺「あっ、お化けって発想はないのね」

確かにお化けより、泥棒の方が怖い。


母「皆んなで様子見に行こう!」

と母が言った。


こんな時、うちの家族は変に団結力がある。

一斉に立ち上がり泥棒退治に向かう。

勿論猫も一緒だ。


姉「流石に丸腰は殺されちゃうよね。」

母「そうだね!!なんか武器持っていこう」


それぞれ武器を装備した。

僕は怖かったので、守備力を高めるために布団をかぶった

姉は攻撃力を高めるためにクイックルワイパー

もう1人の姉はヒーラーとして、両脇に猫を装備した。

母は武器を探して右往左往していたが、

おもむろに、ウサギの顔のついたスリッパを右手に持った。

俺「。。。」

母「よし!いこうっ!」

俺「いや!突っ込みに行くんじゃねーからな!!」 


家族皆んな腹を抱えて笑った。


テレビ「続いての恐怖郵便です」

結局2階には行かず何事も無かったかの様にテレビの前に集まった。

番組が終わる頃にはもう足音のことなんて誰も覚えていないのです。

あの足音はなんだったのでしょうか?

2階にあった大きめの靴の跡は誰のだったのでしょうか?

まぁ、どーでもいいか!



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