新規事業を考える上でのポイント2

ボクシングに例えてみて

その1:ジャブとストレートのコンビネーションパターン

『ドアノック的なサービス(無料の場合もある)でジャブを打ち込み、土壌を作ったところに本気のストレートを打つ』

・先ずユーザーやクライアント(アカウント)を取りに行く。加えて何かしらのデータ取るなどし、2段ロケットの本気のサービスに繋げる

その2:はなからノックアウト狙いで本気のストレートを打ち込むパターン

既存サービス・プロダクトの資産を生かせる(染み出し事業)、市場、サービス・プロダクトに確信を持っている、時間・タイミングが成否を分ける状況下において、はなから必殺ブローを本気で打ち込みに行くパターン

この中で重要な視点としては、このサービスはストレートになる得るのか?ジャブ止まりなのか?面を取れるのか?深く刺せるのか?をちゃんと見極めること。

ストレートのつもりで打ち込んだが、全く威力がなく深く刺さらない場合もあるし、低単価で大きな売上・利益が見込めないからと打たずに引っ込めているサービスでも、赤黒トントンであればアカウントやユーザー・ユーザーデータがむちゃくちゃ取れるのであれば、それを展開して面を取っても良い。そこに被せていくサービスのイメージがはなから掴めていればベターだが、先ずは入ってみて探りにいく場合も有って良い。

留意すべきは、ドアノックサービスは実現難易度が高くないこと、費用が少なくて済むものであること。それと闇雲にではなく、今自分達が何をしているのか?を理解していること。体力を消耗する必殺ブローは何発打てるのか?を見極めつつ、体力の消耗が少ないジャブとの組み合わせましょう。

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