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精神這い上がり太郎

デンマークに来て4か月目
慣れない環境、言葉、自分自身に奮闘して
もう嫌だどこにも行かない誰にも会いたくない死にたい
状態になりました(笑)

でもそのままの状態でいるわけにもいかないと
分かっていた私は

状況を奪回するために
ありとあらゆる自己啓発本を読み漁りました

そこからたどり着いた結論は
”自分を愛しなさい”
ということでした。
そして、自分の気持ちに正直になること。

母親を責めるわけではありませんが
私は幼いころから、割と厳しめに育てられました。

発達障害で特性があり
なかなか片づけが苦手な私に対して母は
”ただのわがままだ”と
厳しく怒鳴りつけたり、片づけるまでやりたいことをしてはいけない
など力で押さえつけました。

そのたびに私は
できない自分が悪いんだ
と責める癖をつけてしまうのでした。

大人になってからもその癖は続き
自分で自分をいじめることが多く
一方でそれは私の心を痛めつけていました。

前職で鬱になり、デンマークでもつらい毎日を送り
薬ももはや効かない
限界に達した私ができたことは
自分でどうするか、どう変わるか考えることでした。

そしてそこで教わった
自分を自分で愛してあげなさい
自分の気持ちを自分で聞いてあげなさい
という言葉に助けられたのです。

人間は人に何かを求めがちですが
結局は自分の人生、自分で生きなければなりません。

自分で自分を愛することができれば
人にそれを要求する必要もないです

自分で自分を守ればいい

そう感じました。

そう思ったとたん
心がすごく軽くなって
また心の筋肉がついた気がして。

怖かった外にも出られるようになりましたし
自信がなかったことも全部自信になってきました。

そしてありのままの自分をさらけ出すことに
さらに自身がわいてきました。

あのひとから、このひとから、
こう思われるのではないか

常にそう感じてきた20何年間が
無駄なようにも思えました。

今は常に自分が見方でいてくれる。
そしてなによりも大切な家族がいることに。
本当に幸せを感じました。

だから、これからも
自分で自分を守り、愛し、
自分の気持ちに正直になる
そして相手にも優しくする

を基盤に
生きていければいいなと思いました。

どの国に行くのも
最初は本当になれないストレスなどから
泣くことがほとんどの私ですが
その辛さや経験で
学ばなかったことは
今考えればないので
このような経験ができることにも
感謝したいと思っています。

どうかこのnoteが
苦しんでいる方にとどいて
すこしでも何かの力になれば幸いです。



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