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提供する側と提供される側のはなし

今回の内容は、

「私たちのYouTubeに公開している動画の地味なタイトルや、こちらの気持ちを乗せたチャンネル名で、実際に私たちが作った動画は見てもらえるのだろうか?」

という問題についてです。

作り手(私たち)が提供したい情報や役割と、観る人のニーズが一致していないということをひしひしと感じています。

動画のサムネイルももちろんですが、タイトルは人間に置き換えると容姿や第一印象のようなものですから。

YouTubeでよく見かける子ども向けの動画に散見されるのは、

  • 赤ちゃんが泣き止む

  • 赤ちゃんが笑う

  • かしこくなる

  • 知育

といったような文言…うーん。

これらについては、少々過激と言いますか、正直なところかなり強い表現ばかりだなと私たちは思っています。

私たちが目指すのは、子どもたちがかしこくなることなのか?

この動画は、子どもたちがかしこくなる魔法のようなものなのだろうか?

でも、YouTubeで再生数の多い子ども向けの動画を探すと、目に留まるのはこのような表現なんですよねえ。

世間の購買意欲というのは、買い手を煽るような表現だったり、少々主張が強くても不安が解消されるような、何かメリットがあるようなキャッチコピーだったり、このあたりから来ることも重々理解しています。

タイトルをこちらの願いに沿ったと言いますか、こんな時間が作れたらいいなあみたいな、優しすぎる表現だけにしてしまうと、必要な人に必要な動画が届かない。

作り手と観る人とのバランス感覚が必要ですよね。

互いのニーズの落としどころ。

私にはまだそれが見つけられていないため、ジレンマを感じている今日この頃です。

わずかな言葉、ニュアンスの違いかもしれないけど、私たちはそこにこだわりたい。

届いてほしい、たくさんの人の目に留まればいいな。

でも過激なタイトルはつけたくない。

でも、少々過激なタイトルが観る手の幅を広げるというのも事実…。

夫と共に、このような気持ちと日々戦っています。

親子に楽しんでほしい。

そんな時間を作りたいと常日頃から思っていて、ようやく始まった私たちのYouTubeチャンネル。

絵本を取るように、私たちの作るしかけ動画を選択肢の一つとしてほしい。

子どもたちが一人で観るより、周囲の大人と一緒になって、遊びやコミュニケーションのきっかけを作りたい。

その遊びやコミュニケーションが発達を支えていくから。

さてはて、過剰に煽らないようなタイトルで、たくさんの人に届けるためには。

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