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第10回ネット小説大賞、一次通過

「小説家になろう」で毎年開催されるネット小説大賞(旧・なろうコン)は、文字数の縛りもなく、タグをつけるだけで応募できるので、敷居の低い賞です。
なろう民である私としては、「年に1度のお祭りだから参加してみよう♪」と軽い気持ちでタグをつけまくる年と、圧倒的な「狭き門」ぶりに「どうせ無理だろ」と見送ってしまう年がありますが。今年は3作品で応募してみました。
タグをつけるだけつけて忘れてしまい、TwitterのTLで皆さんの喜びのコメントを見て「ああ、発表があったのか」と、のそのそ結果を見に行くのも、いつものパターン。

というわけで、つい先ほど一次選考結果を見てきたのですが。
『USELESS』が見事、通過しておりました。

応募総数13116作品の中から一次選考を通過した作品は1803作品(全体の約14%)、だそうですから。快挙といってもいいですね、これは。

『USELESS』は、私がまだ、ほぼノープロットで小説を書いていた頃の作品です。
主人公の別名である「ユースレス」という語にダブルミーニングを持たせる、というのは、書いている途中で思いつきました。主人公が意外なほどカッコよく仕上がってしまったので、自分でもびっくりした記憶があります。

ただ……今回、一次を通過できたのは大変うれしいのですが……この『USELESS』は第4回のネット小説大賞でも一次を通過してるんですよね。そして二次で落ちました。
それ以来、別に改稿などはしていないので、今回も二次を通過できる可能性は果てしなく小さいと思います。「時代が追いついてきた」とかでない限り。

そうは言っても、やる気は爆上がりです。
そして、賞の結果発表を見るたびに、「もうちょっと売れ線に寄せた新作を書こう」「賞に応募できる弾丸を増やそう」と決意を新たにすることができます(なかなか実行は伴いませんが。依然として売れ線とはほど遠いものを書き続けていますが)。

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