ハイデルベルクは、ネッカー川沿いの街で歴史あるハイデルベルク城があります。フランクフルトとシュトゥットガルトの間くらいの位置です。見ごたえのある城ですので、紹介します。（この記事は2016年12月頃にドイツのハイデルベルクを旅行した時のことを書いています。）

滞在していたシュツットガルトから、高速鉄道でハイデルベルク中央駅に到着します。中央駅は、城のある旧市街地から離れています。市電またはバスで、旧市街のビスマルク広場まで行くことをおススメします。散策好きの私は、徒歩で移動しました。

旧市街地の入り口付近に来ました。ハウプト通りを東に向かいます。早い時間ですので、人通りは少なかったです。

市街地の地図です。ビスマルク広場とハイデルベルク城の途中には、ドイツ包装博物館、プファルツ選帝侯博物館、大学広場、聖霊教会、市庁舎などの観光スポットがあります。

市庁舎前のマルクト広場まで着きました。広場はイルミネーションされたクリスマス・ツリーや、屋台もでていました。南東の丘を見上げるとハイデルベルク城が見えます。

ハイデルベルク城は丘の上にあるので、階段と坂を登る必要があります。徒歩できつい場合は。麓のケーブルカーの駅に行き、ケーブルカーで上るとよいです。

ケーブルカーの料金は城のチケットに含まれるので、徒歩で登ってもケーブルカーで登っても料金は変わりません。

ハイデルベルク城に着きました。城は13世紀頃から、プファルツ伯の居城としてゴシック、ルネッサンス、バロックなど様々な様式で拡張されました。

城の内部に行く前に、西の城壁へ向かいます。門をくぐると右手には城の風景が見えてきます。

外から見た城です。すごくボロボロですね。三十年戦争やプファルツ継承戦争や火事で破壊され、一部は再建されましたが、ほとんどは廃墟のような姿になっています。

次は、城の中庭に向かいます。チケットが必要となります。城の中庭へ続く道です。ここにもクリスマスツリーがあります。ワインの大樽がある場所やドイツ薬事博物館箱の中庭から行きます。なお、レストランもあるので食事をすることもできます。

中庭からフリードリヒ館のバルコニーに向かいます。ここから、ハイデルベルクの旧市街とネッカー川が一望できます。曇っていて少し残念でしたが、それでも素敵な風景でした。

ワインの大樽のある地下へ向かいます。世界最大級のワインの大樽が展示されています。階段を上ると上に乗ることができますが、2階以上の高さでした。でかい！

ここでは、ワインの試飲を楽しむことができます。ネッカー川周辺はドイツのワイン産地の一つですので、ワイン好きの方はいろいろテイスティングされると良いでしょう。

同じフロアにバーもあるので、軽食やワイン以外も飲むことができます。私はハイデルベルクのビールをいただきました。美味しい！

城の見学が終わりましたら、旧市街へ戻ります。登ってきた道とは違う道で降りてみました。長い坂道でしたが、下りなので楽でした。

ネッカー川にかかっている橋を渡り、対岸まできました。橋、ネッカー川、ハイデルベルク城が1つに収まる写真です。とても絵になる風景ですね。

帰りは、ハイデルベルク・アルトシュタット駅から電車に乗りました。中央駅から訪れるより、こちらの駅の方が城に近かったです。

ハイデルベルク城はいかがでしょうか。国際空港のあるフランクフルトからは高速鉄道で1時間でくることができます。歴史的な城をはじめとした観光スポットやワインなど飲み物・食べ物も名物が多い土地ですので、ドイツを旅する際は訪れる都市の候補にすることをおススメします。