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フィンランド - タンペレ 2つの湖の街

フィンランドのタンペレは、フィンランドの首都ヘルシンキから北部にある街です。2つの湖に囲まれた風光明媚な街です。また、ムーミンの作家トーベ・ヤンソンが原画を含め、多数の作品を寄贈した博物館がフィンランドのタンペレにあります。(この記事は2016年にフィンランドのタンペレを旅した時のことを書いています。)

ヘルシンキ中央駅にて電車に乗ります。タンペレはフィンランドの首都ヘルシンキから電車約2時間で行くことができます。

フィンランドは森と湖の国ともいわれ、湖沼地帯の風景が車窓から見えます。

タンペレ駅に着きました。駅の南東に教会(Orthodox Church)があり、建物が綺麗なので立ち寄ることをおススメします。

駅から西に向かって歩き、タンメルコスキ川を越えたあたりが街の中心部になります。川沿いは市民の憩いのスポットらしくこの写真の位置より下流には家族連れやかっぷりがいっぱいいました。

この広場付近は店も多く、市場になっているときもあります。ここから西に行くと店は減っていくので食事をとるならこの辺りでとることをおススメします。

2016年時点では、ムーミン谷博物館はさらに西に結構歩いたところにありました。博物館の建物はそれほど大きくありません。2017年からは、タンペレ駅の東にあるタンペレ・ホールに移りますので、アクセスしやすくなると思います。

タンペレの街を散策することにします。タンペレは、ネシ湖とピュハ湖の2つの湖に挟まれた地峡地帯にあります。

北側のネシ湖岸は街に近く、都市と湖の印象でした。ここには港、遊園地やランドマークの展望塔(Näsinneula Observation Tower)があります。展望塔は北欧でも屈指の高さの168mもあり、タンペレ市内と湖を一望できます。

南側のピュハ湖は自然公園が近く、森と湖の印象です。湖の中には島が点在しています。公園の中丘にやや古めかしい展望塔(Pyynikki observation tower)があります。丘の上にあるので高さも十分あり、南北の湖がよく見えました。展望塔の下に人気のカフェがあり、にぎわっていました。

この2つの湖は18mもの高低差があるので、その水の流れを利用した水力発電所があります。

タンペレの大聖堂です。ヨーロッパのある程度大きい都市には大聖堂がありますが、タンペレは灰色の花崗岩と赤レンガの屋根の組み合わせの外観で、ほかの都市とは違った感じです。フィンランド国民ロマン主義建築を代表する教会でもあるそうです。内装もきれいなので入ることをおススメします。

スパイ博物館です。中はとっても怪しかったけど面白かったです。

タンペレは、フィンランド労働者運動や社会主義・共産主義運動の中心地でもあったので、ほかにもレーニン博物館やアムリ労働者住宅博物館などもあります。

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