ゼロからひとりでサービスを立ち上げるということ〜Repsona正式ローンチ〜
Repsona LLCの@GussieTechです。ひとりで、理想のタスク管理ツールを作っています。2019年10月1日、正式ローンチしました。つまり、課金開始です。
サービスを立ち上げ、最初の課金をいただくまで。ゼロからイチにするとはどういうことなのか。そのストーリーを書きたいと思います。
はじまり
1年前の2018年10月1日に、Repsona LLCを立ち上げました。起業です。お金も商品もお客さんも何もない、まったくのゼロからいきなり会社を作りました。資本金は貯蓄から100万円。報酬は、売上でるまで、0円です。
「会社員をしながら週末に少しずつ作る」とか、「副業をしながらコツコツ作る」とか、そうやって作ったサービスが軌道に乗ってきたら法人化する、なんて流れをよく聞きますが、僕はいきなり法人化しました。なぜか。
説明がめんどくさかったからです笑。
「お仕事、何をやってるんですか?」に対する説明コストは意外とかかるもんです。ただ、後から考えてみると、結局よくわかってもらえなくて「フリーランスみたいなもんです」って答えてたので、法人化しなくてもよかったなと思いました笑。
楽しみ
とにかくワクワクしながら作ることに没頭しました。歳を重ねる毎に増えていった管理系の仕事ではなく、もう毎日が実装、実装、実装。楽しくて、でも毎日ハマって、うまくいかないときはイライラして、でも一晩寝るといい案が浮かんでまた前に進むことができる。
これの繰り返しで、約8ヶ月。正直、機能的に足りてない感じはあるけど、もう、そろそろ、本当に世の中に受け入れられるのか知りたい、世に出したい!と思うようになりました。その時が、リリースの時でした。
苦しみ
そして、ベータ版をリリースしました。広告にコストをかければそれなりに「アクセスゼロってことはないだろう」と思っていたのですが、もう、アクセスゼロです。ほんと怖い。
毎日ぐるぐると頭を駆け巡ること1ヶ月。だいぶ精神的に参ってきて、多分毎日真っ青な顔で保育園のお迎えに行っていたと思います。
転機
落ち込んでても仕方ないし、そんなすぐにうまくいかないし、もしかしたら2-3年後くらいに誰かが使ってくれてるかもしれないし。諦めるくらいなら、開き直って受託でもしながら、のんびりサービス運用していけばいいんでないかな、と考えました。
同時に、せめて少しずつでも知ってもらわなきゃ面白くないので、こうしてnoteを書いてみることにしました。
はじめてのテキストを、note編集部さんが取り上げてくださったのをきっかけに、多くの方に読んでいただきました。これが転機でした。結果、ベータ期間中わずか3ヶ月の間に、1,000を超えるチームにご登録いただきました。苦悩の期間には信じられない数字です。でも、なにより、
きっと僕の作ったサービスが、素晴らしかったのでしょう!!
フィードバックの嵐
お問い合わせフォームや、Slackコミュニティ、Repsonaフォーラムなどから、本当に多くのフィードバックをいただきました。ほとんどが改善のご要望でしたが、「軽くてシンプルでわかりやすい!」「こういうのを待っていた!」といったポジティブな感想も数多くいただき、本当にはげまされました。
楽しみパート2
「このフィードバック3ヶ月で対応したらきっとびっくりするだろうな」と思いながらまた実装、実装、実装です。まだベータ版無料提供期間なので、当然売上はゼロ。でも、小さくても反響があるので、不思議と不安は消えていきました。
嬉しみ
10月1日、正式ローンチしました。そして、スタンダードプラン(有料プラン)に切り替えてくださったスペースがいくつもあり、本当に感動しています。立ち上げから1年。僕は、ゼロからイチを作ったんだなと、涙が出る思いです。
まとめ
・自分でゼロからイチにするとき、そこには苦しみと楽しさ嬉しさがある。
・そして、転機はどこにあるかわからない。諦めたらそこで終わりだ。
・そして、ここからがはじまりだ。
これから、Repsonaをどんどん良くしていくことが、自分の仕事になるのかと想像すると、ますますワクワクが止まりません。
Repsona、おもしろそうだなと思っていただけた方、ぜひ試してください。フリープランでも全機能、ずっと無料で使えます。
ツイッターでそんな日々をつぶやいています。
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