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アメリカ奮闘記:アンケート調査の方法

渡米してちょうど三週間!
昨晩帰り道を歩いていたら、おじさんが何でもない道で写真撮っていた。
なんだ?と思って振り返ったら夕焼けが広がっていた。(見出し画像)

私も写真をとったら、おじさんに
「Is it good, right? you're welcome.haha (いい景色っしょ?どいたまw)」
と言われる。ちょっとした交流は楽しい。

劇的に英語が出来るようになるわけでもないけど、
多少は話せるようになったかもしれない。

さて、今日こそは英語でアンケート調査を行うのである!!!

以下に、私がアンケート調査を行う際に気を付けたことと、
英語での話しかけ文言を記録する。
(なにか問題があれば、コメントをください。)


アンケート調査を行う注意点
①倫理的配慮が行われているか?倫理審査は必要か?

友達へのアンケートとはいえ、「ヒトを対象とした研究」に抵触する。
データの扱いについて調べれば調べるほど、
ちょっとしたことが気にかかる。

私が調べたところ、個人情報の結びつきが完全に切れている状態で、
人に侵襲性がない方法であれば、倫理審査は必要ない。はず。
(各件確認してほしい。)

アンケート調査は侵襲性がない。
そして無記名アンケートにすることで、個人情報レベルを引き下げた。
調査対象は立場的に私のほうが下になるため、回答の強制性はない。
ということでクリア。

②サンプルサイズは?
何かの解析をしたいのであれば、どの程度の回答数が必要か、検討する必要がある。

今回は「量的研究」ではなく「質的研究」に該当するために、
必須となるサンプルサイズは特にない。
※質的研究であれば、アンケートではなく聞き取り調査である必要がある。
代替案として、Webアンケート上で文章を打ってもらう形をとった(ほんとはダメ…笑)
オープンな質問で始め、なんで?どうしてそう思う?と掘り下げていくのが質的研究のオーソドックスな方法らしい。
言葉の言い回しなどを注意深く検討する必要があるが、私は英語の細やかなニュアンスが分からないので、調べながらも確証は持てない。。。。

③どこでアンケートする?
公共の場所や道端、駅前であれば、許可が必要。
今回は、教室内の友人に声をかけてURLの書いた紙を渡しただけなので、
場所における許可は不要だった。
(今回は実際に声をかけたが、メール等を使えば場所的許可が基本的に不要となるのがWebアンケートの利点。)

④データの管理・保管は?
Googleフォームを使って自動的集計・保管している。
Googleクラウドってさあ…セキュリティ的にどうなんだろうね?
ガチ研究だったらちゃんとデータの管理方法を考慮すべき。
今回はカジュアルな内容だし個人情報レベルも低いので、見逃してくれ…

そして、大事な「本調査の目的以外にこの情報は漏らしません」をアンケート用紙に記載。
データのアクセス権は私のみ。目的以外に二次利用も開示もしない。


こんなところかな?
今回のは研究目的でも何でもなく、私の単なる興味からなるフィールドワークという扱いなので、外部公表は留学報告書に一部載せるくらい。
よってこの程度しか考慮していないが、
卒論とかでよくアンケート調査するなら、もっと注意したほうがいい。


参考までに、私が使った英語の文言を記載。

Hi 〇〇. How are you?~~
Do you like green tea taste's cookies? I brought this from Japan. hahaha. Do you wanna try? (お土産を渡すことでアンケート協力への口実をつくる)
By the way, I have a faver to ask you. (フォーマルならMay I ask you a favor?)
I'd like to do some fieldwork survey. Could you take a few minutes to answer the questionnaire? You can read this QR code or take this URL to access the questionnaire. Whenever you have a time is fine. Thank you very much!!!

所要時間1分くらい。必要なものは勇気とお土産。
みんなが元気な午前中のほうがベター。

本当はアンケートの目的も話したほうがいいが、
ちょっとうまく話せる自信がなかったので、すべてアンケート用紙の説明文に記載した。甘え。

※日本語だと、最後に「よろしく!」と言いたくなるが、よろしくにピッタリ該当する便利な英語は存在しない。
その代わりに、先にお礼を言う文化がアメリカにはあるらしい。
"Thank you for ~~~ in advance." が、この場合のよろしく!として使えそ。


本日午前中、3人のポスドク女性に声をかけ、アンケートに応えてもらった。

すると、
ラッキーなことに、
「ポスドクのメーリングリストがあるから、URL載せとこうか?そしたら一人一人に声かける必要もないわよ!」と言ってくれた。

ありがたさしかないわ!!!最高・・・!Web アンケートの利点よ!!!

答えたらクッキーをあげるよ!って書き足さないとね!と笑っていた。
ほんとうに人に恵まれ留学だなあ。。。。

私は自分のことを割と「最強の運の持ち主!」と思っているが、
冗談半分だけど、いろんな場面でそう実感する。

1%の運はあるタイプだから、あとは99%の努力をしなきゃ意味がない。

明日もガッツで乗り切るぞい

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