自分の非常識を受け入れる 後編
さて、この事から約1ヶ月後。
共通の友人Nから
「明後日ランチに行きませんか?」
と、お誘いがあった.
明後日は、友人Kとの予定が入っていて、これまでの私なら、友人Nとのランチは断っていた。
そういえば、先週もランチに誘われたけど仕事で断った事を思い出し、何か話でもあるのかな…と考えた。
私の中の非常識を受け入れてみよう。
「Kさんとの予定が入っているけど、日程を変更できるからランチ行けるよ」と返事をした。
やり取りの中で明日は仕事か?
ランチの次の日は仕事か?
と聞いてきた。
休みなのを伝えると…。
神戸シェラトンを2泊、予約していたがパートナーが不調で行けなくなったので、代わりに宿泊しないか。
マジで!
行く!行きます!行かせて下さい!
(心の声)
Kさんとの予定は次の日に変更する事ができ、Nさんと次の日に待ち合わせてチェックインし、ラウンジで話をした。
私一人が泊まるので、ツインからダブルの部屋に変更してくれていた。
今までの私なら、ランチも断り宿泊の話も来なかっただろう。
事の顛末をKさんに会った時に話した。
相談せず予定を変更した事に腹を立てた私が、
同じ様にそれもKさんにしたのだ。
私にはあり得ない行動だった。
Kさんは器が大きいので全く動じず、笑顔で尋ねた。
「非常識を受け入れる事でどう変わりました?」
これまでなら、自分に取って非常識な事が起こる
→腹が立つ、悲しいなどの感情が揺さぶられる
→不機嫌な日々が続く
→周りの人にこんな事があったと不満をぶちまける
→自分の常識が正しい事を確認する
ところが、非常識を受け入れると
自分に取って非常識な事が起こる
→ムッとした感情が湧き上がりそうになる
→あ、これは非常識な事だ
→どうする?受け入れてみる?
→受け入れてみよう
→これまでと違う現象が起きる
→不機嫌にならない
聖人君子ではないので、毎回こんなに
スムーズに非常識を受け入れている訳ではありません。
そして「えっ?この非常識を受け入れるの?」と試されている様な事が起こります。
→ 非常識というか「イラッ」とする事が起こる
非常識を受け入れるというレッスンは続いてます。
これからどんなモヤモヤな事とワクワクな事が起こるのか。
あなたのウィークポイントはどんな事ですか?
受け入れると、何かが起こるかもしれませんよ。
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