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舞台論

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舞台を良くするための理論。体系立てられたものでは無いです。
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記事一覧

ライブをやった時の源泉徴収の方法

 TriArtの第二回である沖縄学より、主催に関しては任意団体としてのGY.Materialsが催すことと…

GY.Materials
2年前
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出演バンド数は例えるならネジのトルク。かけすぎるとお客さんというネジ山はねじ切れ…

 8バンドは止めよう、バンド数は少なく、上演時間は短くしましょう。そういう発信をずっと続…

GY.Materials
2年前
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地方創生と音楽の商売下手の共通点

地方創生に関するツイートで、音楽等の分野でも同じ現象がみられるなと思いましたので、そのツ…

GY.Materials
2年前
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演奏のクォリティと集客は別の話

武井壮氏によるパラリンピックをより充実させるためには? 等についてのコメントの動画をTwit…

GY.Materials
3年前
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「趣旨」という宝箱とその中身

「趣旨の無いイベントライブなんかダメでしょ」 その昔イベントライブを組んだときに言われた…

GY.Materials
3年前
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ノルマのあるライブに出るのを止めよう

ノルマ制を廃止したら演者の質が下がるという仮説について、検証するにあたってはまずノルマと…

GY.Materials
3年前
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ノルマ制は演者の質を担保しない

ノルマゼロのライブイベントに対して、ノルマが無くなったらしょーもない演者が増えるんじゃないかと言う懸念があるのは理解しています。 ただ、一点現状をもう少し見てもらいたいんですが、ノルマを課し続けた現状で演者の質は良くなりましたか? ここなんです。 ノルマがあるから演者を選ばなくとも売り上げが確保でき、結果として演者の質が下がり続けた。これが自分の見解です。 ノルマ制が担保するのはその日の売上金額であって、その日の演者の質ではありません。 痛みから免罪符へそして演者側はノル

アーティストとは常に選ばれる側でなければならない

先日777のタイムテーブルについて相談があったのでkoji兄さん(PHOENIX RISING)と飲んでたん…

GY.Materials
3年前
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見る側が立つ側に多くなったのはなぜだろう

vol.2の対談動画にて、koji兄さんが指摘されていますが、確かに見る側が立つ側に多くなった印…

GY.Materials
3年前
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ヒッチコックのサスペンスと舞台論

先日777の反省会の際に舞台論の手本になるような動画は無いかという話題になりました。各バン…

GY.Materials
3年前
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音楽家やアーティストと一口に言っても、作詞、作曲家と実演家は全く別の職業

まとめ根本的な話ではあるのですが、自分は芸術が死ぬほど嫌いで、同じぐらい音楽好きの人が…

GY.Materials
4年前
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海原雄山は言いました「料理は技法に走ったら駄目」「人の心を感動させる事が出来るの…

まとめ美味しんぼ自体の方程式には時折疑問が出る事は有りますが、今回言いたい内容としては…

GY.Materials
4年前
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メトロノームの登場により失われた概念

まとめ別にテンポは一定である必要は無いんですよね。早くしたり遅くしたり、そういう変化は…

GY.Materials
4年前
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音楽に世界を変える力なんてない

まとめ音楽には世界を変える力が有ると言うようなことを言う人が結構いるのですが、正直イタイと言うのが自分の認識です。娯楽ですからそんな力は有りません。 目の前に飛んできている銃弾をはじく力も、貧困にあえいでいる人のお腹を満たすことも、株価の暴落を防ぐことも音楽には出来ないんです。出来るとしたら、音楽で稼いだお金が戦争以外の道を用意したり、食料を援助したり、株を買い支えたりといった使い方が出来ると言うだけです。 音楽、と言うより芸術と言うものに異常なまでの期待を寄せる人は割と