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シンガポール旅行記 初日

2月の祝日と有給休暇を合わせて合計5日間かけてシンガポールとマレーシアを旅行した。

シンガポールに行くことにした理由は、最近推しているk-popアイドルIVEのライブを観に行くため。マレーシアに行った理由は、せっかく行くならシンガポールだけじゃなく東南アジアが感じられる国にも行ってみたいと思ったため。だから今回の旅行はフットボールとはあまり関係がない(ユニフォームは買ったけど)。IVEのチケットは11月に購入したから、およそ3か月前から行くことは決めていた。

おおまかな日程はこんな感じ。
1日目:シンガポール到着、観光
2日目:シンガポール観光、IVEのライブ
3日目:マラッカへバス移動、マラッカ観光
4日目:マラッカ観光、クアラルンプールへバス移動、クアラルンプール観光
5日目:クアラルンプール観光、深夜便で日本へ

初回の今回は、成田を出発してシンガポールに到着し、そのまま観光した1日目について書いていく。


1日目:シンガポール到着、観光

成田からシンガポールへ

航空会社 Scoot
時間 NRT 2/23 9:00 - SIN 2/23 15:30
料金 53,400円
機内食なし

記念すべきシンガポール1枚目

今回乗ったのは、シンガポール航空の系列でLCCのscoot(スクート)。
席は満席、日本人もいるが東南アジア系の乗客が多かった。モニターはないが機内のWi-Fiに接続するとフライト情報や機内誌が読めるようになっていて、ある程度の時間つぶしはできた。


どうすればそんな破れかたすんねんってぐらい破れていた


LCCならではの部分もある。まず、リクライニングがあまり倒れないのがきつい。寝たり起きたりを繰り返した。足元はそこまで狭くない。また、機内食や飲み物はすべて有料。それは事前に知っていたから空港のスタバで飲み物を買って持ちこんだ。


シンガポール・チャンギ空港

巨大な空港。

日本人は無人ゲートで入国できる。パスポートをスキャンして、指紋と顔写真を撮り、それで終わり。預けた荷物もないので、あとは両替所で両替して終わり。現金を使う機会はないと思ったが念のため一万円両替した。

チャンギ空港については、入国を終えた先にある滝の存在感がすごい。温水プールというか、スパリゾートハワイアンズみたいなにおいがした。
滝を取り囲むようにショッピングモールが軒を連ねている。

東南アジアのUber配車、Grabを初めて使ってみた。速攻で配車された。このGrab、非常に便利で今回の旅で何度も使用することになる。


チャイナタウンへ移動

空港を出たのは16時~17時ころ。
まずは宿泊するホステルがあるチャイナタウンへ移動する。

日本の中古車、ステッカーが貼られたままなのが面白い

Grabのおっちゃん、最初は全然話さなかったのに、マリーナベイサンズが見えてきたあたりから急に話しかけてきた。旧正月は明日までだよーと教えてくれた。といっても旧正月は翌日以降もずっと祝っていた気がする。


足元側の壁にはテレビが付いていた。一度も観なかったけど

宿泊したホステルはシックカプセルという、いわゆるドミトリー。
1階がロビー兼フロント、2階がシャワーとトイレ、女性専用の部屋、3階が男女兼用の部屋。3階の部屋の一番端のベッドの上段が割り当てられた。部屋の案内をしてくれた華奢なおねえちゃんはハキハキしててすごい親切だった。


東南アジアらしく変わりやすい天気だった。この時間帯は雨だった。


スリ・マリアマン寺院

チェックインを終えて、荷物を軽くしてから、歩いてチキンライスの名店があるホーカーに向かった。

サウスブリッジロードの途中に、有名なヒンドゥー教寺院があった。

モスクはしょっちゅう行くけど、ヒンドゥー教寺院は初めて。モスクと比べると大胆に配色する。ちょうど儀式が始まって、大音量でラッパを吹いていた。


海南鶏飯を食べにホーカーへ

サウスブリッジロードをそのまま進む。目当てだったチキンライスの名店、天天海南鶏飯は、マクスウェル・フードセンターにある。

天天海南鶏飯は残念なことに、チキンが切れてしまい、営業が終わってしまっていた。夕方になると売り切れるという情報は事前に得ていたし、そういう時間の飛行機をとったわけだからこればっかりはしょうがない。フードコートにある別の店でチキンライスを食べた。

鶏の出汁が効いていて、スープもライスもおいしい。チキンは骨があって食べにくいところもあったが、素材をそのまま活かしていると思えば全然いい。セットで頼んだ小松菜もおいしかった。ワンオペのおっちゃんやさしかった。


マーライオン公園に行く

チキンライスを食べた後、ホーカーの外でGrabを手配しマーライオンを見に行った。だいたい10分くらいマーライオン公園のタクシーロータリーに到着した。
世界三大がっかり観光名所なんて言われたりするけど、実際自分の目で確かめないとがっかりかそうでないかはわからない。あと初見の場合、できるだけ近づくまでは実物を見なければ意外と大きいと感じるみたいな話も見たので、ロータリーから実物の真横まで目を伏せて行ってみた。

真横にいくと水を被る

結論。マーライオンだけが見たくて行くならがっかりかもしれない、けど周囲の景観の一部にマーライオンがある、と捉えるなら、全然がっかりではない。

先日渋谷に行ったら、ハチ公像と写真を撮るのに大行列が出来ててビビった。もうあんなの待ち合わせ場所じゃないやん。街のシンボルとして、そこに来たよっていう記念に残したいだけの人にとっては、正直サイズなんてどうだっていいんだよな。

ハンバーグカレーセット32.8ドル。日本円で3,275円。


ナイト・シンガポール

19時を過ぎて、いよいよ日が暮れてきた。屋上展望台から景色を見ようと思ったので、歩いてマリーナベイサンズに向かう。

満月だった
ショッピングモールの地下道をベイサンズ方面に歩くと、展望台入口がある
いたるところに龍がいる

事前の予約をしていなかったから、マリーナベイサンズの展望台に行くことは出来なかった。係のおばさんに聞いたら、めちゃくちゃ高速の英語で一通り説明されたあと、追い出すかの勢いでドヤ顔された。

当たり前だけど、マリーナベイサンズに登ってしまうと、マリーナベイサンズを景色として見ることはできない。だからいいやと妙に納得してマリーナベイサンズを後にした。


マリーナベイサンズの近くに、F1シンガポールサーキットとシンガポールフライヤーという巨大観覧車がある。マリーナベイサンズ展望台に行けなかった代わりに、シンガポールフライヤーに乗ることにした。
また予約していないと入れません乗れませんと門前払いされるのも嫌なので、ネットでチケットを購入した。

マリーナベイサンズからは、ヘリックス・ブリッジという橋を渡ってシンガポールフライヤーに行くことができる。

旧正月カラーだが、神社の鳥居に見える


サーキットでは、旧正月お祝いイベントが盛大に行われていた。

シンガポールフライヤーは、ただ観覧車に乗るだけじゃなく、シンガポールの歴史なんかを映像で紹介してくれる万博のパビリオンみたいなものもセットになっている。無人島から商人で栄え、発展していくシンガポールの進化をみることができるし、涼しいし、人が少ない。


Panasonicなのがうれしい
ギャラクシー!


シンガポールフライヤーには、合計7人くらい乗った。人数を数えて載せる人数を決めてドアを開けてくれる乗り場の女の子が気さくで、すごい話しかけてくれた。英語の話し方で日本人ってわかりますよ!って言われてちょっと恥ずかしかった。食事がセットになった方は結構高い話とかした。英語がめっちゃ速くて、途中から聞き取れなくなって、最後の方はとりあえず愛想笑いしておいた。


夜景になるとマーライオンどこおるかマジでわからん
ついでに花火が見れてラッキーだった

だいたい30分くらい乗った。お土産を買っていたら、22時を過ぎて、ちょうど戻るタイミングと旧正月イベントの終了の時間が被ってしまって、無事巻き込まれた。

歩いてマーライオンまで戻ってきた。

写っていないが左側にシンガポールフライヤーがある。ぐるっと一周したことになる。

最後はボート・キーで一杯やった。

シンガポール スリング

いや、なんでインド人がメキシコ料理屋をシンガポールでやってんねん、とかカクテルとは思えないくらいアルコール度数が高い、とかナチョスにヨーグルトが合わん!とか突っ込みたいところはいろいろあったけど、酔い冷ましに歩いて宿に戻ることで忘れることにした。


ホステルに戻ってシャワーを浴びようとしたら、シャワーが完全にぶっ壊れていた。上から降ってくるやつは出ないし、手で持つシャワーはまったく勢いがなくお湯は熱湯か水しか出ない、そして便器がある。仕方ないから水をちょろちょろ出しながら手で汲んで体を洗った。というか濡らしただけだった。

ドミトリーのなかでも割と外れを引いてしまったような気がした。


以上、シンガポール1日目の旅行記でした。

2日目の旅行記に続きます。

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