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「鬼が笑う話」で恐縮です・・・「素読みの会」2023第一報

告知が続き、早くも来年のお話で申し訳ありませんが、江戸話と朗読の会「森章二の素読みの会」開催決定しました。

来年2023年の第一弾は、1月22日日曜日。19時から神楽坂「トンボロ」にて行われます。

今回も、新年にふさわしい江戸の習慣や文化について、俳優の森章二さんが語ります。
森さんは、新国劇の辰巳柳太郎さんに師事し、本物の江戸文化をその肌触りに至るまで、実感として吸収してきました。
それだけに、座学だけで学んできた研究者以上に詳しい部分があります。

例えば、お城で殿様の脇に、殿様の刀を持った「小姓」という若侍が、よく登場しますが、実はこの小姓の座る位置は、決まっていたのです。
戦が多かった時代は、刀が手に取りやすいように。
逆に平和な時代は、その反対側にと、座る位置がその時代背景で違っていたのですが、映像にする時の都合で、右や左に勝手に変えてしまったので、今では混在しているそうです。

我々が江戸文化と信じているもののいくつかが、実は時代劇などで生まれたものであったということは、驚きです。
江戸300年の徳川時代でも初期と後期では文化・習慣がまるで違う。でも、かつて時代劇が量産された時期に、ネタを増やすため、時代に合わないものまで、入れ込んで来たのが原因の一つだそうです。

今回もそんな目からうろこの話が満載の予定です。おたのしみに。

さらに第二部では神楽坂を舞台にした朗読「追い越した新年」。
何を新年が追い越すのか、実際に明治期に起こった事件を元に
てんやわんやの大騒動を語ります。こちらもおたのしみに。

「森章二の素読みの会」1月22日19時より。
観覧ご希望の方は、神楽坂「トンボロ」までご予約ください。
よろしくお願いします。



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