業務改善へ積極的に参加してもらうには

こんにちは!髙木咲希(ぎっさん)です!

今回は現場の人達が積極的に業務改善に参加してくれるようになるために必要なことについて考えたことを書いていきたいと思います。


業務改善の案件に携わるようになって感じたのは、大抵始める段階でのお客さんは反応は不安そうだということです。

私は最初その様子を見て、私に対してやソニックガーデンという会社に対しての信用度の問題だと捉えていました。

もちろんその要素もあるかとは思いますが、色んな進め方を試していく中でそれだけではなさそうだということに気づきました。


不安だったお客さんの表情が明るくなり、業務改善に対して前のめりな意識に変わっていく姿を見てどこかきっかになったかということを考えてみました。

自分の考えとしては、上手く進んでいくという想像が持てるようになった時なのではないかと感じています。


私達はシステムが出来た段階でハンズオンを用いた説明会を行っているのですが、そこで質問に回答し、時にはシステムを修正し、現場の方が使い始められるという段階までもっていくようにしています。


このタイミングで反応が一転するという強い手応えを感じています。

「このシステムを業務で使っていけそうだ。」とか

「自分達の思うように変えていって良いんだな。」

といったようなことを感じてい頂けたのかなと思います。

(「ハンズオンどうでしたか?」という問は今度聞いてみて皆さんにもその感想を共有したいなと思います!)


「業務ハック勉強会@東京」で登壇されたカーバイドジャパンの北本さんの事例でも、現場に開発者が来て説明会を行ったタイミングから皆の姿勢が変わっていったということを話していらっしゃっいました。

私の感覚値だけでなく、現場の方の感触としてもその実感があったということで、よりその取組の大事さが身にしみました。


積極的に参加してもらいたいとのであれば、「自分の意見が取り入れてもらえるんだ!」と期待をもってもらうことが重要なポイントだと感じています。


補足ではありますが、どの時点までいい反応はもらえないかということも考えてみました。

まずお客さんには、ヒアリングから起こした業務のフロー図を示し、認識がずれていないことは確認します。

次に実際に動作確認出来る、動く状態でのシステムを見てもらい、システム化されていることを示します。

その段階まででは怪訝そうな表情をされるお客さんが多いです。

「システム化しました。」の実状を伝えるだけでは一緒に進めるという姿勢は生まれないようです。


「ハンズオンを通して意見を聞く」以外にも期待感をもってもらえる方法はあるはずだと思っています。

今後もっと色んな方法を考え、取り組み手数を増やしていきたいと思っています。

みなさんも良い方法があったら是非教えて下さい!


では〜。



「業務ハック勉強会」について
現場で業務改善に取り組む人たちが、会社を超えて業務改善のノウハウを共有する場です。業務ハックをする「業務ハッカー」たちにとっての交流の場でもあります。参加者同士の交流から、様々な業務改善ノウハウが世に出ることで、日本中の企業から無駄が減り、生産性が向上し、より多くの人の仕事が楽しく、楽になっていくことを目指しています。

ご興味頂けましたら是非下のURLよりメンバーにご参加下さい!

https://gyomuhackers.connpass.com/






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