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「おいしい」ってどういうこと?

「餃子が好きで全国いろいろ食べ歩いてます」
 って言うと、
「どこの餃子がおいしいですか?」
 って聞かれることがしばしばある。

私の答えはこうだ。

『おいしいの味は人が作る。』


最近食べ歩いた中で、こんな餃子を出す店があった。

  • 提供されたものがオーダーしたものと違う

  • 餡がぬるい、むしろ生焼け(この時がたまたまだったのかも)

いつもこの焼き方で提供されているのであれば、おいしいはずのものがおいしくなくなってしまう。この店に食べにくる人をがっかりさせてしまう。それは避けたい!と思いお店に言わせてもらった。
すると、返事(回答)がないまま下げられてしまった。それが一番残念だった。

「温めます」とか「作り直します」とか何もなく、「失礼しました」もなかった。生焼けのような餃子は下げられてしまい、その後変わりのものが来るのか来ないの分からずじまい。(結局1皿分は回収されて終わった)
数分後にはラストオーダーを聞かれ、しれっと勘定ももってくるし…なんだかなぁというお店だった。

実はここの餃子、店舗に来る前に食べたことがある。知人から冷凍の餃子を送ってもらい自分で焼いて食べた。『おいしかった』 私はそれを知っている。


餃子の味は変わる。

焼き方や接客で餃子の味は変わってしまうんだと知った。
例えばそれは、一緒に食べる人やその場の雰囲気、自分の体調だったり気分だったりするかもしれない。
 
その度に、餃子の味は変わる。変わる。

私は『おいしいの味は人が作る。』と思う。

あなたの「おいしい」はどういうこと?



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