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【歩き方】抗力で歩こう#3「歩きの実践」

「歩き」の実践です。

結論

「最初の一歩が大事」

です。 
なぜならばその一歩目で動いた流れが
ずぅーっと最初の「流れ(エネルギー)」が続くからです。

途中で「流れ」を変えるのは難しいです。
また「流れ」を変えたとしても「流れ」がいいものになるのも同じく難しいです。


1)流れは順番

「流れ」は「エネルギー」です。 「エネルギー」は「重さ」から得た
「抗力(反力)」のことです。

エネルギーは順番が大事になります。順番が狂うと同じことが得られません。それは料理を作る順番と似てます。

もしスクランブルエッグを作るとしたら
最初に卵を割って、フライパンで焼いて、その後かき混ぜて
と作られても食べたいスクランブルエッグかは?謎ですね。

・順番

歩く順番です。

0)姿勢
1)頭部
2)お腹 (後ろ)
3)膝 (前) &  4)踵
5) 踵(足が動く)
6)体重移動 

流れのイメージ図
流れのイメージ図

最初に前回書きました姿勢を作ります。

肩を下げます。そのことにより脊髄から頭部に上にいく流れができます。
*歩き始めるとこの項目はなくなります。

そして最初に動くのは「頭部」です。
「頭部」の「後頭部」から斜め上に 吊られるイメージです。
動きですが 。2〜3センチ上に伸びる感じです。
個人差で「感じ方」が違いますので
「少し伸びたな」という感じで大丈夫です。

そのまま引き上げ続けると 次に「お腹」が後ろに引き始めます。


(脊髄から頭部につながるところ)

脊髄から頭部につながるところ 流れのイメージ図


2)お腹は肋上部から下部に流れ お臍につながり引かれていきます。

3)、4)膝が前に動き出す。この時はまだ体重移動はしないです。
  膝と一緒に踵が上がります。もしくは踵が上がって
  膝が前に出るイメージです。その時につま先がついてます。

 足の形がポージング「ポイント」のような感じになります。

5)前に出た膝がそのまま 前に動き 踵から着地。
歩幅は足の大きさ(25〜30センチ前後)ぐらいです。

6)最後に上半身が前に動き体重移動が行い流れが1)に戻ります。

歩き始めると 全ての番号が同時進行が行われます。
ではどこでコントロールするかというと3箇所あります。

後頭部、お腹、膝です。

この3箇所を繋げてみると 弓になります。

全体の流れのイメージ図

歩きは身体全体を弓のイメージ進みます。
このことで乱れることがなくなります。

この3点の中 一点でも反対方向に動かすと
姿勢は乱れ歩きが乱れます。

歩きは一旦「良い流れ」が作れるとその「流れ」を続けられます。
「良い流れ」をしてると、抜けた「瞬間」が気がつくようになります。
なぜならば、「自分の力」を使わないとできないからです。
この歩きは極力「自分の力」を使わずに歩くようになってます。
その力は「抗力(反力)」を使っているからです。
一連の動作も無理に動かすのではなく、「皮膚の流れ」を感じて
行うと学が深くなりますのでお試しください。

・まとめ

今回は歩きの流れ(順番)を説明しました。
「歩き」を探求をおこなっていると昔の人の体の使い方の凄さが身に染みてわかります。また一点だけ(お腹だけ、頭だけなど)で歩きを行うと「流れ」が作れず、「姿勢」を乱してしまいます。そして五感を通じて「感じる」がとても大事になります。

次回は「感じる」練習をお伝えします。



GYU



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